美浜町議会議員 河本 猛(こうもと たけし)

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zoom RSS がんばる美浜人応援事業について

<<   作成日時 : 2016/06/14 00:27   >>

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 がんばる美浜人応援事業からの補助について、住民から企画内容と税金の使われ方についての指摘を受けたので、私の考えも加えてブログを書きました。
 私は税金の使われ方を問題にしていますが、町からの補助を受け、企画に取り組んでいる方の思いもお聞きしたので追記したいと思います。

 第一に、美浜の良い所をもっと広範囲の方に知ってもらいたいという思いから、何か特徴のあることで交流人口を増やしていきたいということです。

 第二に、取り組みの中で次世代への種をまきたいということです。美浜でも町を活かした取り組みや企画運営ができるということを実践して見せたいという熱い思いを語られていました。
 企画の中に音楽家をめざす人たちが受講するレッスンなどもありますが、それは一般公開し、高校生や中学生にも見てもらって学習材料や将来展望のひとつのきっかけをつくりたいということです。

 第三に、多重的な経済波及効果も考えているということです。事業企画の成否はあるでしょうが、町から受けた補助金は有効に使いたいという思いもしっかり説明してもらいました。運営をするうえで、美浜の海・山・湖、美浜の食、民宿などへの経済波及効果や参加者の情報発信による宣伝効果も考えていることが良く分かりました。

 私は、行政に対する税金の使われ方を問題視しているので、行政の回答だけでは納得できない部分もありましたが、今回、企画運営に取り組んでいる民間団体の方の話を聞くと、取り組みに関する想いや考えは理解できる部分もあります。

 ブログでも、町民で構成する民間団体が、必要な資金や人材を集めてイベントや興業を行うのには何ら問題はありませんと書きました。ですが、そこに公費補助が入ると町民の血税が使われるわけですから、議員としてもその目的や内容を確かめ、町民の立場で考えなければいけませんし、税金を支払っている町民の想いに向き合わなければいけません。
 税金の使われ方については、町の補助を受けて事業を行う人がいる一方で、補助金の使われ方を見ている住民がいます。議員は税金の使われ方を監視するのが仕事なので、その賛否は両論あります。

 町が「がんばる美浜人応援事業」の中から補助を出した取り組みに対しても、町民の中に賛否があります。私は生活に困窮する家庭にこそもっと予算をつけるべきで、自主財源で出来る能力があるものについては自主財源でやってほしいと考えているので、否定的な立場です。

 今回、町からの補助を受けた側の人たちとも様々な意見交換を行いましたが、お互い主張や考え方が異なるので100%歩み寄れる訳ではありません。平行線をたどることもあるでしょう。
 ですが、住民からの批判の声や私のような否定的な考えを持つ議員の意見も享受して乗り越えていってほしいと思います。

 批判や否定的な考え方に負けずに、それを乗り越えるだけの取り組みをすれば、それは想い描いた理想に限りなく近づいた成功になるのではないかと思います。

 以上追記





「オペラde美浜」に公費補助40万円 生活に困窮する町民はどう思うのか。

 この夏、「ろまんちっく美浜実行委員会」の主催で若い音楽家のためのオペラワークショップが開催されます。「ろまんちっく美浜実行委員会」は町内に住む町民で構成された団体で、町が運営する「なびあす」の文化イベントのアドバイザーが実行委員会にも関係しているようです。「ポルタDe’ファツィオリ」は町が主催するイベントですが、「オペラde美浜」は「ろまんちっく美浜実行委員会」の主催、ネーミングからも公的イベントと民間イベントの関連性を感じます。
 町民で構成する民間団体が、必要な資金や人材を集めてイベントや興業を行うのには何ら問題はありません。ですが、そこに公費補助が入ると町民の血税が使われるわけですから、議員としてもその目的や内容を確かめ、町民の立場で考えなければいけません。また、税金を支払っている町民の想いに向き合わなければいけません。
 今回、「ろまんちっく美浜実行委員会」主催の「オペラde美浜」には、がんばる美浜人応援事業から40万円が補助されます。条件は以下のようになっています。

●対象団体
町内で活動している、主に町民で構成される団体
 ※構成員が3人以上で、2分の1以上が町民であること

●補助対象となる事業
 次の条件をいずれも満たす事業
 (1)地域の活性化、ブランド力の強化または地域の実情を踏まえた課題
   の解決に資すること
 (2)資金使途が明確で、収支計画を含む事業計画の実行性が高いこと

●補助対象となる経費
 事業の対象であることが明らかであり、かつ証拠書類で金額等が確認でき
 る経費
 ※ただし、団体運営のための経費、構成員に対する人件費、親睦費、飲食
  費は除く。


 住民からの指摘、問題点

1、公的機関に所属するアドバイザーが、民間団体「ろまんちっく美浜実行委員会」でも公的イベントと同様の企画をして、町からも補助を受けているのは、地位を利用した利益誘導があるからではないか!このアドバイザーは声楽家であり、自分が活躍するためのイベントを企画して、町民の血税を私利私欲のために使っているという指摘です。

・確かにこれはグレーゾーン。(←追記、白黒つかないという意味で書いたつもりなんですが、悪い印象でとらえた方もいるようです。判断する材料も乏しいので法的には問題ないと思いますが、疑念を抱かれないようにしましょう。)公的機関に所属するアドバイザーが民間団体に所属して活動してはいけないというわけではありません。民間団体で活躍しながら公的機関のアドバイザーをおこなっている例は多くあるでしょう。
 ですが、地位を利用して公費補助を受けるための口利きやその見返りを受けていたとすればアウトです。そういうたぐいの話はいくらでも沸いて出てきます。ですから、仕事をしている公的機関から所属団体が補助を受けることは倫理的に避けるべきです。

2、町の規模にあっていない。町にオペラの下地が全然ないという指摘です。

・もともと日本では、声楽家が所属できる歌劇団や楽団が少なく、イベントも少ないのに、不景気でその環境はさらに厳しい状態にあります。
 まず、声楽家をめざすなら音大を卒業して、イタリアを中心とした欧州に留学するのが一般的、そこで経験と実力を磨き、帰国して歌劇団や楽団に所属します。
 それでもよほど実力がない限り、日本で声楽家が食べて行くのは難しいようです。欧州の有名なコンクールで賞をとったような実力者は別ですが、日本で数少ない歌劇団や楽団に所属してもアルバイトをやりながら生計を立てるのがやっとで、活躍と収入増を求めて再度、欧州に移住することもあるそうです。
 欧州では歌劇団や楽団の所属になれば、声楽家としてそれだけで暮らせる土壌があるそうです。ただ、フリーランスでは欧州でも厳しい状況には変わりないようです。

 500の固定席がある「なびあす」は、人口1万人を下回った町のイベントホールとしては立派ですが、オペラの興業で利益を上げるほどの規模ではありません。民謡や伝統芸能の継承・発信を行った方が町民が活躍する場が増えると思います。
 小中高のコーラス・吹奏楽などのレベルを引き上げるような目的があればまだ良いのですが、そこに税金を投入するのであれば、全国で入賞をめざすような取り組みを行い結果を残さないと、税金の使われ方として町民は納得しないでしょう。

3、講師 マルチェッラ・レアーレ(オペラ歌手、演出家)※イタリア語・英語による声楽の指導
      ヴィンチェンツォ・タラメッリ (ピアニスト) ※イタリア語・英語による声楽+ピアノの指導

応募資格 音楽大学・大学院等の高等音楽専門課程在学中または修了程度の経歴をもち、声楽家またはピアニストとしての活躍を目指して音楽活動に取り組んでいる方、また取り組もうとしている方。国籍不問。

受講料 声楽家 65000円(税込み)  ピアニスト 40000円(税込み)
※現地までの旅費、現地での宿泊費・交通費等は別途各自でご手配ご負担ください。
※マスタークラスでは事務局手配による日本語通訳者が立ち会います。
※期間中のレッスンは特別な事情がない限り公開とし、受講生は聴講無料とします。
※受講曲の楽譜は各自でご手配ください。指導者用に楽譜の写し2部をご用意ください。
※成果発表演奏の衣裳は各自ご手配ください(一般的なコンクール程度で可)。
受講料は事前に実行委員会の口座にお振り込みいただくこととなります。
お支払い方法は、選考結果のお知らせの際にあわせてご案内させていただきます。

その他
参加者ご自身にご負担が生じる事項等について以下ご確認ください。
□宿泊施設  各自ご手配ください。ご紹介も可能です(費用は各自負担)。
□食事  なびあす内のカフェ等をご利用ください(食費は各自負担)。
□現地交通手段 一般の交通機関をご利用ください(費用は各自負担)。
□施設や設備利用 施設の利用規約や事務局が設定するルールに従ってください。
□個人練習場所 事務局よりご紹介させていただきます(費用が生じる場合は各自負担)。
□オリエンテーション ご参加ください。
□懇親会 ご参加ください(懇親会は若干の会費をご負担いただく可能性があります)。

「オペラde美浜」若い音楽家のためのオペラワークショップ?受講生がかわいそう。負担が大きい割に、それに見合うものを提供できるとは思わない。悪い評判が立つのではないか。企画も的外れだと思うという指摘です。

・これだけ高額な受講料を払って、自己負担で滞在し、大学の集中講義のようなイベントをやる割には、人口1万人しかいない町で集客も見込めないと同時に、会場が小さすぎるのではないでしょうか。
 関西圏で2000席級のキャパのホールとしては、びわ湖ホール、兵庫県立芸術文化センター、大阪フェスティバルホールがあり、マルチェッラ・レアーレやヴィンチェンツォ・タラメッリを講師にオペラワークショップを行うなら、それなりに下地のあるところでやった方が受講生たちにとっても良い経験になると思います。
 クラシックやオペラファンがある程度、美浜町に来ると思いますが、あまりの下地のなさにがっかりさせてしまうのではないか、クラシック、オペラファン、音楽活動家に疑問をあたえるようなことにならないか心配です。
 そして、町民の血税を投入しているわけですから、このイベントは誰のためなのかということが重要になります。「若い音楽家のため」としていますが、町民の血税を使っているので「美浜町の若い音楽家」、「美浜町民のため」にならなければいけません。町とは関係のない若い音楽家を育てるために、町民の血税を使うわけにはいきません。そのことは厳しく指摘しなければいけません。

 公費の補助を受ける場合は町民からも様々な問題が指摘されます。生活に困窮している町民はどう思うでしょうか。苦しい生活の中で、高い税金を納めている町民にとっては、町の現状・規模に合わない必ず赤字になるオペラなど、お金持ちの道楽としか思えないでしょう。政治は生活困窮者や町民の生活にこそもっと目を向けるべきです。

 実行委員会の負担でイベントをおこなうのは何ら問題ありません。おおいに「なびあす」を活用してイベントを成功させて欲しいと思っています。

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