12月定例会最終日の珍事件(2020年12月15日)

 12月定例会最終日、原子力特別委員会から「美浜発電所3号機の40年超運転にかかる意見書の提出について」の発委がありました。
 意見書の中には「美浜町議会は、原子力発電の将来にわたる必要性を認めつつ、再稼働の同意にあたり、次の7項目について、政府としての着実な取組みをここに求める」という記載があります。
 原特委員会の7名の中には、原発に反対する○○議員が所属しています(私も松下議員も原特委ではありません)。しかし、この○○議員、意見書の内容について事前に協議した非公開の原特委員会の場で、異議も反対も言わずに意見書の提出を認めたそうです。
 そして、本会議前の全員協議会で、原特委員会の全員が一致して意見書の提出を決めたことが明らかになりました。
 私は本会議の反対討論で、この意見書の提出については、原特委員会の全員が一致して意見書の提出を決めたということを述べました。そして、この意見書の提出を認めるということは、原子力発電の将来にわたる必要性を認め、再稼働に同意することになりますので、私はこの意見書提出を認めることはできません!と反対しました。

 ○○議員については、何かと本会議場で問題を起こすのはやめて欲しいんですが、私の反対討論が終わると挙手して、賛成、反対の意思も示さず登壇し、「河本議員は、原特委員会で全員一致と言われたが、私は再稼働や原発には当然反対ですよ!しかし、意見書提出は提出する権利があるので認める」、「採決には賛成、反対、保留というのがあって・・・」などと、何言っているのかわからない主張を言い始め????結局、意見書提出に賛成なのか反対なのか、ハッキリしたことがわからないまま席に戻りました。
 議長は、原特委員長に委員会での採決について確認し、原特委員長は反対意見はなく、全員一致で意見書提出を決めたと述べました。
 ○○議員は、議長から賛成なのか、反対なのか討論の意思を聞かれましたが、○○議員は、意見書提出は権利とかいう話を繰り返すだけでした。
 私も挙手をして、○○議員の発言は言い訳にしか聞こえない。今、求められているのは、意見書の提出について、賛成か反対かの討論であるから、それ以外のものについては取りあげる必要はないと述べました。

 しかも、議会の採決に保留なんてものはありませんよ。議場から退席し、採決を棄権することはあっても、保留はありません。議会は会期中に議案を審査し、個々の議員の賛成、反対の意思表示の結果、得られた議会の意思決定が求められています。団体・政党の議案採決時に保留というものがありますが、町議会も同じだと思い込んでいるとしたら議員としてホントに恥ずかしい発言です。自らの職責について、議員必携を読むことをお勧めします。
 そもそも、意見書の提出については、提出する権利があるのか、権利がないのかを議論しているのではありません。意見書の内容について議論し、提出について賛否の意思表示を求められているんですよ。本会議での○○議員の発言は、議会運営を混乱させ、議員としての資質を疑う珍事件でした。
 疑惑は増すばかりで、
 原特委員会では、意見書の内容も読まずに提出を認めたんですか?
 非公開の見えないところ、市民の監視が届かないところでは、原発推進派に萎縮して何も言えないんですか?
 非公開で傍聴者がいなければ賛否の判断はわからないだろうと、意見書の提出(原子力発電の将来にわたる必要性を認め、再稼働に同意する)を認め、原発推進側と手を結ぶんですか?
 ホントに最低です。

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