美浜町議会(2020・8)臨時会本会議・討論 仲嶌正一議員に「陳謝」の懲罰

仲嶌正一君に対する懲罰の件
 「仲嶌正一君に対する懲罰の件」に対し、懲罰を科すことに賛成する立場から討論を行いました。
 私は、仲嶌議員が郵便業務の不祥事を告発した発言内容が虚偽であったことが明らかとなり、美浜町議会基本条例や議会会議規則、地方自治法にもとづいて懲罰を科すことを求めていました。
 懲罰特別委員会では、仲嶌議員本人が「虚偽の告発・不穏当発言」について「商品券受け取りの事実関係を確認せず、軽い気持ちで発言したことが原因。郵便事業者、行政、議会に迷惑をかけてしまうことになった」と事実関係を認めました。
 仲嶌議員の「虚偽の告発・不穏当発言」は、ご自身の体験を持って発言されたもので、その事実関係の確認はいつでもできるものです。それを怠り、簡易書留の受け取り方法も知っていながら、町民の代表者である議会議員が、郵便事業者の不祥事をでっちあげるなど、あってはならないことです。
 発言の悪質性についても疑念が出されましたが、その疑念を払しょくできるような説明を仲嶌議員から聞くことはできませんでした。議会議員として説明責任を果たしたとは到底思えないものでありました。
 また、会期中に発言の取消しを申し出ることもありませんでしたし、弁明の機会でも反省の色は見られませんでした。議会議員として資質に欠けることは明らかで、委員から除名を求める声があがるのも当然だと思います。

 仲嶌議員の懲罰動議は、昨年の12月と今回で2度目です。前回は「本会議中にイビキが聞こえる」、「日頃の言動と議会での態度の切り替えが出来ていない」、「議会と語ろう会で不穏当な発言を指摘された」など、議会議員として資質に欠ける態度が明らかにされましたが、多くの委員が仲嶌議員の反省を確認しているということで、2月の臨時会で、本人の反省を踏まえ、懲罰を科さないことに決まりました。
 ですが、今回6月定例会での「虚偽の告発」、仲嶌議員本人は「軽い気持ちで発言したことが原因」とおっしゃいますが、気のゆるみが早すぎます。
 前回、仲嶌議員の反省を受け止めた委員の想いも早々に踏みにじる行為であり、委員から除名を求める意見があったことを重く受け止めるならば、仲嶌議員はご自身の進退について深く考えるべきだと思います。
 明らかに議会議員としての資質を欠き、無責任な発言を繰り返す仲嶌議員に対しては、議会の秩序と品位を保持するために、懲罰特別委員会の決定通り、「陳謝」の懲罰を科すことに賛成であることを述べました。


懲罰特別委員会報告
 令和2年7月22日午後1時30分から美浜町議会全員協議会室で、委員9名及び議長の出席のもとに本委員会を開催し、6月18日に本委員会に付託されました「仲嶌正一議員に対して懲罰を求めることについて」の協議を行いました。
 当日は、説明のため懲罰動議の提出者の一人である河本議員の出席を求め、職務執行のため議会事務局長を出席させました。
 はじめに河本議員から詳細説明を受け、その後、河本議員の申し出により、仲嶌議員に事実確認を求め、仲嶌議員より事実である旨確認を得た後、審議に入りました。

 以下、本委員会で審議された結果について申し上げます。

(1)仲嶌正一議員に対して懲罰を求めることについて
 懲罰を科すべきものと認める

(2)懲罰の種類
 地方自治法第135条第1項第2号に定める「陳謝」とする

(3)理由
 仲嶌議員は、6月8日に開催された予算決算常任委員会で「議案第43号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度美浜町一般会計補正予算第1号)」の「がんばる美浜人応援商品券発行事業」の質疑において、町からの商品券配布について、一度目、二度目も不在の時はそのまま帰り、三度目の不在の時に、不在通知を置く形式の簡易書留にて配布されたはずであるが、「うちの家は誰もいなかったけど、6月2日朝10時頃玄関にほってありました。僕はもうそれ使いました。」と商品券の受け取りについて、あたかも郵便業務の不祥事を告発するような発言をしました。本人への事実確認にて、これらの発言を認め、さらに「基本的に簡易書留の受け取り方法を知っているのか」を確認すると「よくわかっている」との回答がありました。
 簡易書留の受け取り方を知っていながら発した発言は、町民や事業者に対する信頼を著しく損ない、議会の秩序及び品位をも傷つける行為であると認められるものであり、また、仲嶌議員については、二度目の不穏当発言での懲罰動議である事から、再三繰り返し起こる事が無い様に、懲罰を科する事が必要と判断しました。
 よって、懲罰を科すことについて委員に諮り、賛成多数で懲罰を科すことに決定しました。
 また、科すべき懲罰の種類について協議したところ、公開の議場において、自らが陳謝文を読み上げて、遺憾の意を表明する「陳謝」の懲罰を科すことに決定しました。
 以上のとおり協議を終了し、午後2時42分本委員会を閉会いたしました。


陳謝文
 私は、2020年6月8日に開催された予算決算常任委員会において、「がんばる美浜人応援商品券発行事業」の商品券の受け取り方法について、郵便業務を軽視し、妨げるような発言をしてしまいました。
 今回の「虚偽の告発・不穏当発言」は、私が商品券の受け取りについて、家族に事実確認をせず、身勝手な思い込みで発言をしてしまったことが原因です。
 郵便事業者に対して不当で不快な発言をしてしまったこと、議会の秩序を乱し、議会運営、行政の業務にご迷惑をおかけしたことについて、深くお詫びを申し上げ、お許しをいただきたいと存じます。
 また、会期中の全員協議会において、発言の取消し手続きについて詳細な説明を受けておきながら、「虚偽の告発・不穏当発言」の取消しの手続きを行わなかったことについても、議会議員として思慮が足りませんでした。
 私は、地方自治法及び美浜町議会基本条例、美浜町議会会議規則に違反し、議会議員としての資質を欠いた行為を反省しています。誠に申し訳ございませんでした。
 今後は、このようなことがないよう議会の品位を保持し、秩序を守るように努めます。また、議会議員として自己研鑽や資質の向上に努め、議会のルール及び法律を厳守いたします。
 私は、ここに深く反省し、陳謝します。

令和2年8月18日

美浜町議会議員
  仲嶌 正一


※「公開の議場における陳謝」とは
 あらかじめ懲罰特別委員会において作成し、議会の議決を経た陳謝文を、懲罰を受けた議員が、公開の議場で読み上げて遺憾の意を表明する方法です。
 陳謝文は懲罰特別委員会が作成したものです。仲嶌議員は、読み間違いや「不穏当発言」の部分を飛ばして読まないなど、懲罰特別委員会が作成した陳謝文を間違いなく読むことができませんでした。残念ながら、陳謝文を間違いなく読むことができなかったという事実が残ってしまいました。要するに、議会から与えられた文書を正確に朗読しなかった。正確に朗読できなかった。ということです。
 やり直す機会があったのに、厳格に物事を遂行する気がないから不名誉な事実だけが残ってしまうんですよね。私は、不名誉な事実を残さないために、陳謝文の朗読をやり直した方が本人のためになったと思います。
 緊張もあると思いますが、事前に文書を渡されているんですから、ルビを打って間違いがないように読んで欲しかったです。懲罰特別委員会が作成して可決された陳謝文が軽い扱いになってしまったように思えてなりません。


8月臨時会 議案に対する賛否の判断「河本たけし」

・議案第64号 〇 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度美浜町一般会計補正予算第5号)
 新型コロナウイルス感染症防止対策及び経済対策に必要な経費を緊急に補正する必要が生じたというものです。

・議案第65号 〇 令和2年度美浜町一般会計補正予算(第6号)
 ケーブルテレビ施設更新事業に事業費として9億81万9千円を追加し、予算総額を114億9651万8千円とするものです。

・仲嶌正一君に対する懲罰の件(「陳謝」の懲罰を科すことについて) 〇

すべての議案に賛成し、可決されました。

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