美浜町総務文教常任委員会(2019・12)の要旨

(1)議案第78号 美浜町一般職の職員の給与に関する条例及び美浜町一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について

質疑:人事院勧告に準じて0.05カ月分の給与が引き上げられるが、現在、一般職の職員は何人いるのか。

回答:今年4月1日の状況では190人であったが、現在は189人になっている。

質疑:平均年齢、平均給料の値を聞きたい。

回答:12月1日現在、一般会計の職員の平均年齢については42.1歳、平均給与は29万7,092円と補正予算書の33ページに明示している。

質疑:住居手当の家賃額の下限を引き上げるとあるが、この支給対象となる条件について聞きたい。

回答:家賃を1万6,000円以上払っている方が対象になる。これまで1万2,000円であったものを、今回1万6,000円に引き上げることになる。

質疑:住居手当を支給している人数は、町外の方も含めて何名ぐらいいるのか。

回答:現在、19人に住居手当を支払っており、そのうち町外の方は8人になる。


(2)議案第79号 美浜町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について

質疑:これまで人事院勧告に基づいて給料の引き上げも引き下げも行ってきたが、町長の責任において給料の改正を行うべきだと思う。制度を変えることはできないのか。

回答:「できるか、できないか」で言うと、そのようなこともできる。しかし、議案としては、特別職も一般職と同じように人事院勧告に準じた改正をしたいというものである。


(3)議案第80号 美浜町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について

質疑:フルタイムは「手当」、パートタイムは「期末手当」という基準があるが、この手当と期末手当は同じ時期に支給されるのか。

回答:フルタイムの「手当」というのは、「期末手当」だけではなく、通勤手当、特殊勤務手当、時間外勤務手当など、要綱に書かれている複数の手当に該当する。一方、パートタイムのほうは「期末手当」だけということになる。
「期末手当」を支給する時期は6月と12月で、フルタイム、パートタイムともに同じ時期になる。

質疑:60歳を過ぎた「再雇用」の方は、会計年度任用職員になるのか。

回答:職員の「再雇用」については、会計年度任用職員制度とは別に「再任用制度」による任用となる。

質疑:給料表(号級)が書いてあるが、個々に年齢も違えば技術力も全部違う人を、どこの号級(給料表)に当てはめ、誰がその基準を決めるのか。

回答:一般職の給料表を基にして、職に応じて1級と2級に分けている。号級については規則で規定する。

質疑:25歳の人と40歳では、経験年数も当然違う。経験年数などで給料は変わらないのか。

回答:経験年数なども加味しながら設定することになる。

質疑:会計年度となると1年契約ということになるが、次年度以降も契約を更新し続けた場合は、給料表の号級は上がっていくのか。

回答:フルタイムの場合は、前年度の経験年数を1年とすると、次の年は上がるということになる。

質疑:そのような基準や規則は、各課の担当課長が決めることになるのか。

回答:各課によって勤務日数などが違うので、細かな基準や規則を定めていくことになる。

質疑:フルタイムになると一般職で働いている職員と同等の水準になるように感じるが、フルタイムで働くのであれば一般職として採用すれば良いのではないか。

回答:基本的にはフルタイムではなく、パートタイムでの採用を予定している。フルタイムは2・3年ぐらいの忙しいときに臨時的に雇用する雇い方なので、長期間必要となれば正職員(一般職)で雇用することになる。

質疑:臨時で雇用しながらでも、その人の技術や能力が職場にふさわしい場合は正職員(一般職)になれる道を設ければいいと思う。
永久にフルタイム、パートというのではなく、しっかり正職員(一般職)として採用していく方が、町としても働く側としても良い面が出てくると思う。採用の方法について対策はないのか。

回答:必要であれば採用試験をして採用することになる。採用試験を行わずに、経験年数や能力によって3年後、5年後、いつの間にか採用されているということになると、採用試験の採用基準が曖昧になってしまうと考えている。

質疑:現在の非常勤職員を、来年度から始まる会計年度任用職員のフルタイムとパートタイムに分けると、それぞれどれぐらいの人数になるのか。

回答:現在、非常勤職員は161人で、そのうちフルタイムは2人であることからパートタイムは159人になる。

質疑:フルタイム、パートとともに、会計年度のたびに毎年行政の方から公募して採用することになるのか。

回答:会計年度ということなので、毎年公募して4月に採用することになる。

質疑:面接などの人事は、どの課が対応するのか。

回答:各担当課になり、採用する担当課で面接も行う。

質疑:一般職とフルタイムの会計年度任用職員の給料・手当について、大きな差は出てくるのか。

回答:職種によって異なるが、給料表をもって行うため不公平にはならないと考えている。

質疑:同一労働同一賃金の概念が取り入れられたことは評価できる。一般職と会計年度任用職員の業務に対する責任の重さについて、これまでと比較して変わることはあるのか。

回答:会計年度任用職員については規律上の問題がある。今まで補助的に仕事をしている人には法的に地方公務員法の適用がなかったり、守秘義務や政治的な行為が制限されたりすることもなかったが、今回新たに規律を課すことになる。

質疑:現在働いている非常勤職員に対して、この制度について説明を行っているのか。

回答:12月5日に非常勤職員の全職員を対象に説明会をしている。

質疑:一般職とフルタイムの会計年度任用職員で、給料の面や責任の重さが変わらない状態になってくるのであれば、一般職からフルタイムの会計年度任用職員への置きかえが進むのではないかと危惧している。置きかえが進まないような対策・運用は考えられているのか。

回答:置きかえというのは考えていない。あくまで会計年度任用職員については補助的・臨時的な雇用で、期間も限定した任用をする予定である。

質疑:会計年度任用職員の契約更新を3回以上繰り返して3年以上働くとなると、それは安定職で、「期間の定めのない雇用」に変えていくべきだと考える。3年以上契約更新を続けると、一定の期間をあけるクーリング期間等を設けて、法の趣旨を脱法的に回避するような事例もあるが、契約更新にかかわる雇い止めが増えるという懸念もある。会計年度任用職員になって、3回以上、10回以上などの契約を更新することは可能なのか。

回答:国の方は、原則2回まで更新可能という動きである。

質疑:原則2回ということは、現在、非常勤職員として働いている人で、すでに3年、4年経過している人が、この制度の開始によって、雇い止めを受けるということはないか。

回答:雇い止めではなく、今回初めて会計年度任用職員にするので、全て公募ということになる。基本的に公募になるので、本人さんの希望によって申し込みをすることになる。

質疑:「働き方改革」の部分で、超過勤務、通勤、特殊勤務手当等が関連してくる。「働き方改革」の取り組みについて、現状を聞きたい。

回答:一番問題になる時間外勤務については、ひと月の上限時間を45時間と設定している。また、1年の上限時間を全体で360時間と設定して、超過勤務が慣例的にならないように対策をとっている。

質疑:資格を持っている方に資格手当はつけないのか。

回答:ここで資格手当というものは設定していない。


(4)議案第81号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について

質疑なし


(5)議案第82号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について

質疑なし


委員会採決の結果

(1)議案第78号 美浜町一般職の職員の給与に関する条例及び美浜町一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定については、全員賛成をもって承認することに決しました。河本賛成○

(2)議案第79号 美浜町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定については、賛成多数をもって承認することに決しました。河本反対×

(3)議案第80号 美浜町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定については、賛成多数をもって承認することに決しました。河本反対×

(4)議案第81号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、賛成多数をもって承認することに決しました。河本反対×

(5)議案第82号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定については、賛成多数をもって承認することに決しました。河本反対×


請願の協議

(1)請願第1号 老朽原発再稼働に関する請願
 紹介議員である河本議員と松下議員から「老朽原発高浜1号機・2号機と美浜原発3号機を運転しないように関西電力社長、福井県知事や県議会、安倍総理大臣や衆参両議院に申し入れてください。」という請願事項について、その趣旨の説明があり、協議に入りました。
 委員からは、「原子力規制委員会が、特別な点検を実施して、それに許認可を得られれば、最長20年間、1回に限り動かしてもいいという判断がなされ、美浜3号機はさまざまな安全対策を行って工事が進んでいる状況なので、請願を採択する必要はない。」という意見や「金品受領問題で関西電力の信用が失われているという状況や関西電力の対策工事についても労災事故が発生している状態で、労働者、住民の安全のことをしっかり考えるならば、老朽原発を再稼働する必要はなく、請願を採択して提出するべきだ。」等の意見がありました。

採決の結果

反対多数により不採択となりました。河本賛成○

(2)請願第2号 不正資金還流の真相究明をもとめる請願
 紹介議員である河本議員と松下議員から「関西電力幹部に3億円を超える金品が、元高浜町助役から提供されていたことについて、9月27日にいっせいに報道されました。この問題の全容解明と関係者の厳正な処分、再発防止策の策定と実施を関西電力に求めてください。」という請願事項について、その趣旨の説明があり、協議に入りました。
 委員からは、「関電も高浜町も、第三者委員会を立ち上げて詳細を調べており、その委員会の結果を待ったほうがいい。」という意見や「美浜町は関西電力原子力事業本部と原子力発電所があるので、不正資金還流の真相究明を議会として求めるべきだ。」という意見のほか、「意味がわからん。」等の意見がありました。

採決の結果

反対多数により不採択となりました。河本賛成○

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント