美浜町産業厚生常任委員会(2018・12)要旨

(1)議案第77号 美浜町母子家庭等医療費の助成に関する条例の全部を改正する条例の制定について
質疑: 議案では、一人暮らしの男性の寡夫は、医療費の助成はない。男性の方が経済的に大丈夫だろうと言われるが、現実はそうとも言えない面があるのではないか。

回答: 厚労省の調査では、女性は男性に比べて平均賃金が73%の割合となっているとの報告もあり、男女の経済的格差は、現時点で解消されているとは言えない。しばらくは提案の通り運営することになる。県外では男性への助成事例はある。

質疑: 田舎と都会では事情が異なる場合もある。国の方針により、全国一律で進められるものなのか。地域の特性を考慮することはないのか。

回答: 地域の実情・特性に応じて地域福祉施策を進めることは大事である。男性の寡夫の医療費助成については、社会情勢等を見極めながら、今後検討していく必要があると思う。

質疑: 助成対象者の規定が、4項目から8項目に増えたということか。その場合、美浜町の負担、助成対象者の人数的な増加があれば教えて欲しい。

回答: 助成対象者外の方が4項目から8項目に増えたということである。以前の条例で明文化されていなかったこともあり、今回の改正で明記した。来年4月から、「かつて母子家庭であった寡婦」だけに限定して医療費助成を行う。そのため、医療費はその部分に関しては下がることになる。

要望: 寡婦の定義の見直し、助成対象者の範囲の見直しなどについて、周知の徹底と広報啓発を行って頂きたい。

質疑: この条例において「児童」とは20歳未満の者とあるが、既に成人は18歳という時代に入っている。全国的に見て18歳という所もあると思うが、実績はどうか。各自治体によっては年齢差があるのか。20歳というのは厚労省で決められているのか。

回答: 20歳については、県の補助要綱に準じている。他県の実態については把握していない。

質疑: 助成の方法について、60日から90日に変更した根拠は何か。

回答: 医療機関等からの報告が遅れると、60日以内に助成ができない。例えば、高額療養費などは、調整のために時間を要して、60日内に支払えないということがあった。余裕を持って90日以内へ改正した。ただし、特別な場合を除いては今まで通り、60日以内に支払うようにしたいと考えている。

質疑: 第三者行為による医療費是正については、交通事故のことを言うのか。加害事故に遭って子どもが怪我をした場合、任意保険、自賠責保険で補償されること等を言うのか。

回答: ご指摘の通りである。交通事故など第三者行為によるものは、医療保険の対象とならないので、その旨明記した。

質疑: 保険会社から給付される金額については、行政の方で把握できるのか。現金による示談の場合、どうするのか。

回答: 保険の対象となった給付に限定している。交通事故に関して、保険適用にならないものは該当しないということである。この際、第三者行為の適用、医療保険の有無については、保険者の判断による。


(2)議案第78号 美浜町子ども医療費の助成に関する条例の全部を改正する条例の制定について
質疑: 高額医療費の関係で、「当院で処理するから、その時点で支払わなくても良い」という病院もある。この議案では、そのような場合はあるのか。

回答: 子どもの医療費助成に関しては、本年4月から無料化されている。他の福祉医療費助成制度については、一旦立て替えることは変わらない。後処理については、国保連等から連絡があり、それに基づいて助成をしている。


(3)議案第79号 美浜町心身障害者医療費の助成に関する条例の全部を改正する条例の制定について
質疑なし。


(4)議案第80号 敦賀市と美浜町との間の病児・病後児保育に係る事務の委託の協議に関し議決を求めることについて
質疑: 定員5~6名としているが、病気が流行ったときなどは、どうなるのか。美浜町の病児が先に施設の定員を満たす場合や、敦賀市の病児が施設を満たしておる時に美浜町の病児保育が必要になる場合など、振り分けは行われるのか。

回答: 定員は6名でスタートしたい。振り分けについては、割り当ても考えたが、事案が出た場合、受付順として平等に扱っていきたい。

質疑: 施設において、美浜町の病児、病後児保育でいっぱいの状況になった場合、敦賀市から問題が出ないか。そのような想定を、仮定として話し合ったことはあるか。そのような問題が起きてから話し合いを設けることになるのか。

回答: 敦賀市、美浜町のどちらかに人数が偏ることも考えられる。そのような心配は想定されるが、美浜町も応分の負担をしているので、敦賀市の方も市民に理解が得られるようにして頂かないといけないのかなと思う。
敦賀市と美浜町は、人口比でおおよそ7対1である。広域化していくと様々なことが起きる。病児、病後児保育に関して、美浜町としても応分の負担をしているので、相互の信頼関係が必要と考えており、敦賀市側とそのような話もしている。
様々な問題が発生する場合も想定されるが、町民の利益を守り、相互の信頼の上に、病児、病後児保育の仕組みを作り、それを維持していくことが重要と考えている。


委員会採決の結果(私(河本)は委員ではありません)

(1)議案第77号 美浜町母子家庭等医療費の助成に関する条例の全部を改正する条例の制定については、全員賛成をもって承認することに決しました。

(2)議案第78号 美浜町子ども医療費の助成に関する条例の全部を改正する条例の制定については、全員賛成をもって承認することに決しました。

(3)議案第79号 美浜町心身障害者医療費の助成に関する条例の全部を改正する条例の制定については、全員賛成をもって承認することに決しました。

(4)議案第80号 敦賀市と美浜町との間の病児・病後児保育に係る事務の委託の協議に関し議決を求めることについては、全員賛成をもって承認することに決しました。

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