美浜町総務文教常任委員会(2018・12)の要旨

(1)議案第73号 美浜町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
質疑: 条例要綱の「特別の事情」の所に、保育所、認定こども園、家庭的保育事業等と記載されている。町内の3つの保育園は、どれに該当するのか。

回答: 美浜町の保育園は、保育所の記載に該当する。

質疑: 町内には、認定こども園、家庭的保育事業所等は無いということか。

回答: 町内には無い。

質疑: 家庭的保育事業所等というのは、どのような位置づけなのか。

回答: 家庭的保育、小規模保育、居宅訪問型保育、事業所内保育の4種類がある。認可を受けた託児所のようなものである。


(2)議案第74号 美浜町職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例の制定について
質疑: 条例改正前の自己啓発等休業の実績はあるのか。

回答: これまで自己啓発等休業を取得した実績は無い。

質疑: 自己啓発等とは、どのような理由で休業を取得することになるのか。

回答: 「公務の運営に支障がなく、かつ、当該職員の公務に関する能力の向上に資すると認めるときは、当該申請をした職員の勤務成績その他の事情を考慮した上で、大学等課程の履修又は国際貢献活動のための休業をすることを承認することができる」と言うものである。

質疑: 公務に関する能力向上のために、大学や国際的な学習会・シンポジウムに参加するような場合にも休業を取れるのか。

回答: 学習会やシンポジウムのような短期間のものではなく、数カ月または年単位での長期間の休業である。

質疑: 長期休業する場合の給料はどうなるのか。

回答: 長期休業の期間については、町からの支給はなく、無給になる。

質疑: 例えば、通信制の大学を利用している方が、2カ月程度のサマーセミナーに参加するために休業申請した場合は、復職が認められるのか。

回答: 内容にもよるが、申請を受けてからの判断になる。「当該職員の公務に関する能力の向上になるのか」というところが重要である。

質疑: 申請の判断は誰が行うのか。

回答: 行政の方で判断することになる。

質疑: 休業申請の承認を受けた場合、身分は保障されるのか。

回答: 休業前の身分を保障するための条例である。休業後は職場に復帰することになる。

質疑: 学校教育法に、専門職大学、専門職短期大学の制度が設けられたと改正内容の部分に記載があるが、専門職大学、専門職短期大学に行くことが出来るようになるのか。

回答: 学校教育法に専門職大学、専門職短期大学が追加されたことにより、引用している法律の条文を104条第4項第2号から104条第7項第2号に変更する改正である。
自己啓発休業等に関する条例としては、専門職大学、専門職短期大学に行くために休業することはできない。


(3)議案第75号 美浜町一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
質疑: 給与の引き上げを行う条例改正であるが、予算の職員人件費は減額が多かった。予算の総合的な職員人件費は下がっていると認識してよいのか。

回答: 予算決算常任委員会で示している通り、予算の総合的な職員人件費は減額である。

質疑: 減額の要因はどのようなものか。

回答: 予算編成は、前年度の職員で算定している。昨年度、人件費の高い職員が8人ほど退職しており、人事による関係で下がっている。

質疑: 美浜町特別職の職員で常勤の者の給料及び旅費に関する条例についても、人事院勧告に準じて改正しているのか。

回答: 人事院勧告に準じて国家公務員が改正しているので、それを踏まえて、一般職、特別職も改正している。

質疑: 現在は、議会よりも期末手当の支給割合が高くなったが、これまでも人事院勧告に準じて、下げる時には下げてきたし、議会よりも支給割合が低かったこともあった。今回も上げたいから改正するのではなく、以前から人事院勧告に合わせてきたということか。

回答: その通りである。


(4)議案第76号 北山法夫中学校教育振興基金条例の一部を改正する条例の制定について
質疑: 改正後は、北山法夫中学校教育振興基金等条例と、「等」の一文字が記載されることにより、中学校だけではなく小学校の児童の健全育成にも役立てることが出来るのか。

回答: 北山法夫先生は、生前退職後は子どもたちの健全育成のために私塾をつくりたいという思いを持たれていた。その思いを尊重し、中学校の教育振興に限定するのではなく、「不登校や気がかりな児童、小中学校の児童全体を対象にした居場所づくりのために、この基金を活用する」という目的を見据えて改正するものである。

質疑: 成人してからの「ひきこもり」についても小中学校の教育環境が関連していると思う。気がかりな子どもたちのケアをしながら、学校教育の中で課題を解決していくことによって、成長してからの責任や活動に大きく影響すると思うが、どのように考えているのか。

回答: 学校を卒業してからも、幅広い年齢層で「ひきこもり」が拡がっていると聞いている。学校教育でのサポート体制、組織づくりが、その人の一生に繋がるので、出来ることから手厚い支援をしていく。

質疑: 美浜町に複数の基金があるが、基金とはどういうものなのか。

回答: 使用目的を持った基金や財政調整基金などの財源不足の時に対応するための基金がある。簡単に言うと将来のための貯えである。
教育関係では、基金を運用して貸し出しを行い、その返金を再び基金に戻し入れるという佐竹良三郎奨学育英基金のような定額運用基金もある。
北山法夫中学校教育振興基金は、将来の教育振興、子どもの健全育成のために、取り崩しを行いながら活用する基金である。

質疑: 北山法夫先生の基金は、原資を使い切ると基金の名称もなくなるので、名前が残るような手立てはないのか。

回答: 町の教育振興、子どもの健全育成のための居場所づくりなどの事業で、この基金を活用するような場合に、基金を活用して事業を行ったことを表示するなど、北山先生の意思を顕彰できるような手立てを考えていきたい。


委員会採決の結果

(1)議案第73号 美浜町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、全員賛成をもって承認することに決しました。河本賛成○

(2)議案第74号 美浜町職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例の制定については、全員賛成をもって承認することに決しました。河本賛成○

(3)議案第75号 美浜町一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、賛成多数をもって承認することに決しました。河本反対×

(4)議案第76号 北山法夫中学校教育振興基金条例の一部を改正する条例の制定については、全員賛成をもって承認することに決しました。河本賛成○

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