美浜町戦没者追悼式について

 10月19日、美浜町戦没者追悼式に出席してきました。
 「全国戦没者追悼式」に日本共産党は出席していないのに、どうして町の戦没者追悼式に出席しているのか?と問い合わせをいただいたので、その理由を書いておきます。

 美浜町主催の戦没者追悼式は、天皇中心ではなく、靖国神社との関係もありません。特定の宗教で執り行われることもなく、政教分離の原則にも反しません。時期も毎年10月に行われています。
 誰もが平和への思いを誓えるように執り行われていることから、私も毎年出席しています。
 戦争の記憶が風化するなかで、戦争を知らない私のような世代が、戦争の犠牲者遺族の悲しみや想いを知ることで、「二度と戦争の惨禍を繰り返さない」という平和への思いを強くしています。

 2008年のしんぶん赤旗に「全国戦没者追悼式」に党代表が出席しない理由が掲載されていました。
 日本共産党は、8月15日におこなわれる政府主催の「全国戦没者追悼式」の内容が国民主権にそぐわないものであるため、欠席しています。
 この「追悼式」では、来賓をふくむ参列者全員が起立して天皇と皇后を迎えます。1999年からは起立のまま「君が代」が斉唱されるようになりました。黙とう後に、全員が起立するなかで、天皇が「おことば」を述べます。このような式のあり方は天皇中心の追悼式であって、国民主権、民主主義の基本に反します。

 全国戦没者追悼式は1952年が最初ですが、63年からは毎年8月15日におこなわれるようになりました。当初は正面の白木に「全国戦没者之標」と書かれていました。75年8月15日、三木武夫首相(当時)によって、「私人」としてではありますが、初めて首相の靖国神社参拝がおこなわれました。この年から、「全国戦没者之霊」と、特定の宗教用語の「霊」と書かれることになりました。これは政教分離の原則に反します。

 日本共産党は、毎年8月15日に談話を発表しています。「日本軍国主義による侵略戦争と植民地支配の犠牲となった内外の人びとにたいする深い哀悼の意を表します」、「日本共産党は、わが国を憲法の平和・民主の原則にそって世界に貢献する国にするために、全力をあげて奮闘する決意です」と表明しています。

 千鳥ケ淵戦没者墓苑は、海外で収集された身元不明戦没者の遺骨を納めた施設で、国が管理しています。この墓苑も、昭和天皇が「下賜」した納骨壷を中心にしていますが、侵略戦争を賛美している靖国神社とは区別されるので、例えば毎年9月18日(関東軍による中国東北部侵略開始の日)に浄土真宗本願寺派教団が千鳥ケ淵戦没者墓苑でおこなう追悼法要には、日本共産党への案内があり、党代表が参列しています。

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