美浜町議会(2018・9)本会議・討論

議案第52号 平成29年度美浜町一般会計歳入歳出決算の認定について

 議案第52号 平成29年度美浜町一般会計歳入歳出決算の認定についてに対し、反対する立場から討論を行いました。

 平成29年度の歳入決算額は、95億4548万2千円、歳出決算額90億1208万4千円で、歳入歳出の差引額は、5億3339万8千円であります。
 この1年間で、黒字をどれだけ増やしたのかを見る「単年度収支」は、前年度と比べ、5973万5千円増の6415万4千円。
 実質単年度収支は、繰上償還金や積立金取崩額はゼロで、前年比6155万2千円増の2億6485万4千円であります。
 また、標準財政規模に対する、一般会計などが将来負担すべき実質的な負債の割合を示す将来負担比率は、前年度の117.4%で上げ止まり、今決算は106%と11.4%減少しています。
 これらの決算額や財政指標の状況を見ますと、財政に関しては健全に運営されていると評価することが出来ます。
 しかし、個別事業について、エネルギー環境教育体験施設整備事業は、追尾式太陽光発電設備設置工事費と燃料電池車の購入費について、導入時は国の補助金で導入できるが、その後の維持管理費の増加で、エネルギー環境教育体験館の施設運営の負担が増すこと、
 高額で立派な設備をそろえても、民間での活用が見込めない設備は先駆的事業としても魅力に欠けること、
 また、施設そのものの維持が高負担になった施設の末路は、指定管理者の成り手もなく閉鎖に追い込まれるということを指摘し、予算に反対してきました。
 また、町が予算を投じてレストランと直売所を整備する園芸拠点整備事業は、公益性が低く、美浜の農山漁村振興に今すぐ必要な施設とは考えられないこと、
 住民のために使える財源をレストランと直売所の整備に使わなくても、民間の飲食店や住民の力を借りれば、ハコモノ建設以上の取り組みができること、
 園芸体験学習や薬草の研究、「食養」を目的とした県の事業そのものが国体に間に合わないことなども指摘し、反対してきました。
 その他、三方五湖整備事業の遊覧船導入可能性調査や利用者の安全性や利便性の低いサイクリングコースの実施設計などにも反対してきました。
 住民生活の負担軽減に目を向ければ、公益性も低く、不要不急の事業を認めることはできないと平成29年度の予算に反対してきたので、本決算についても認めることはできません。と、反対する理由を述べました。


議案第64号 平成30年度美浜町一般会計補正予算(第2号)

 議案第64号 平成30年度美浜町一般会計補正予算(第2号)に対し、反対する立場から討論を行いました。

 平成30年度美浜町一般会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ、「4億2351万3千円」を追加し、総額を「85億277万7千円」とするものです。
 事業の中には、「災害復旧事業」や「道路維持事業」、「廃校となった学校施設に、高さ約3メートルの危険性がある門柱に対する対策費」など、必要な事業費があります。
 しかし、福井県園芸研究センターの敷地内に、町が予算を投じてレストランと直売所を整備した健康楽膳拠点施設については、主体性のある住民の取り組みも意識も確立されていない状態で、先にハコモノを建設しても、将来的な見通しが立たない。結局は、建設費にしても維持管理費にしても、住民のために使える財源が無駄になってしまうことになると、実施設計から建設にいたるまで反対してきた経緯があり、その運営事業についても必要ないことから本議案を認めることはできません。と、反対する理由を述べました。


9月議会 議案に対する賛否の判断「河本たけし」

・議案第52号 × 平成29年度美浜町一般会計歳入歳出決算の認定について
 議案第52号から議案第63号までの12議案は、平成29年度の一般会計及び各特別会計並びに上水道事業会計の決算の認定についてです。7月23日、24日及び8月16日の3日間に監査委員による決算審査を受けています。
 平成29年度の町財政は、一般会計において過去最大の決算規模で歳入歳出ともに100億円を超えた平成28年度と比較すると、その規模は縮小し、一般会計の歳入で95億4548万2千円、歳出で90億1208万4千円となりましたが、過去10年間においては3番目に大きな決算規模となったものであります。
 前年度に比べ決算規模が小さくなった主な要因は、エネルギー環境教育体験館「きいぱす」の建設工事や、国体に向けた総合運動公園の大規模改修工事、原子力災害に備えた美浜町竹波原子力防災センター及び美浜東小学校の放射線防護対策施設建築工事が前年度に完了したことにより、普通建設事業で約10億1千万円余りの減額となったことなどによるものとしています。
 その他、各特別会計、上水道事業会計を含めて、種々の経費については、決算書等において詳らかにされていますが、行財政改革に取り組みつつ、選択と集中を旨に「第五次美浜町総合振興計画」及び「美浜創生総合戦略」を推進するとともに、電源交付金等の有効かつ効率的な活用により、堅実な行財政運営に取り組んだとしています。
 また、財政健全化法に基づく本町の平成29年度財政健全化判断比率並びに公営企業会計に係る資金不足比率の状況については、いずれの指標においても早期健全化基準、経営健全化基準内であり、町財政の健全性は確保されていると判断しているところであるとしています。
 しかしながら、今後さらに厳しさを増す町財政に対し一層の行財政改革に努めるとともに、持続可能な財政の健全性確保に努めてまいりたいという考えも示しています。

・議案第53号 〇 平成29年度美浜町診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について

・議案第54号 〇 平成29年度美浜町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について

・議案第55号 〇 平成29年度美浜町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について

・議案第56号 〇 平成29年度美浜町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について

・議案第57号 〇 平成29年度美浜町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

・議案第58号 〇 平成29年度美浜町集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について

・議案第59号 〇 平成29年度美浜町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

・議案第60号 〇 平成29年度美浜町産業団地事業特別会計歳入歳出決算の認定について

・議案第61号 〇 平成29年度美浜町住宅団地事業特別会計歳入歳出決算の認定について

・議案第62号 〇 平成29年度美浜町道路用地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について

・議案第63号 〇 平成29年度美浜町上水道事業会計決算の認定について

・議案第64号 × 平成30年度美浜町一般会計補正予算(第2号)
 歳入歳出それぞれ4億2351万3千円を追加し、予算総額を85億277万7千円とするものです。今回の補正予算では、国・県の補助対象事業として採択若しくは内示を受けたものや緊急性を要するものなど、本年度において必要なものを見極めながら編成をいたしたところであります。
 総務費においては、愛称が「こるぱ」に決定した健康楽膳拠点施設を維持運営・管理し、健康情報等を発信する健康楽膳拠点施設運営事業として675万4千円、平成29年度の一般会計歳入歳出決算上生じた剰余金を積み立てる財政調整基金積立金として2億3300万円を計上いたしました。
 また、商工費においては、企業誘致条例に基づく立地助成金・雇用促進奨励金の交付として5150万円、地域資源を活用した観光振興と地域活性化を目的とするイベント開催の準備を行う敦賀半島西海岸ゾーン整備事業として179万9千円、土木費では、町道の除雪協力業者に対する道路除排雪機械の購入を補助する道路除排雪機械購入補助金として600万円を計上いたしました。
 以上が歳出予算の主なものでありますが、これに対する歳入といたしましては、国・県支出金1633万6千円、基金繰入金5150万円、前年度繰越金3億4378万9千円等を充当し収支の均衡を図った次第であるとしています。

・議案第65号 〇 平成30年度美浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
 前年度における療養給付費等国県負担金等の精算返還金などで2589万8千円を追加し、予算総額を12億638万9千円とするものです。

・議案第66号 〇 平成30年度美浜町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
 介護保険事業勘定において、前年度における介護給付費等国県負担金等の精算返還金などで3278万8千円を追加し、予算総額を12億4744万1千円とするものです。

・同意第 6号 〇 美浜町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて

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