パナソニック若狭裁判は2月に結審延期/もう一度弁論
パナソニック(本社・大阪府)が福井県敦賀市の若狭工場で行った「派遣切り」に対し、地域労組つるが組合員の河本猛さん(34)が正社員化を求めている裁判で、控訴審第4回口頭弁論が3日、名古屋高裁金沢支部(山本博裁判長)で開かれました。
今回の口頭弁論で結審する予定でしたが、裁判長は「双方から提出された準備書面があるので、もう1回、弁論を入れたい」と述べ、来年の2月18日に結審する予定になりました。
控訴審で結審予定の延期はまれなことです。河本さんと「河本猛さんの正規雇用を支援する会」は、裁判所によく審議して正社員化を実現する公正な判断を求めるため、さらに世論を広げていくとしています。(2012年12月6日・しんぶん赤旗)
次回 第5回口頭弁論(結審予定) 2013年2月18日、11時30分 名古屋高裁金沢支部
許せない!!不当な派遣切り 大企業は社会的な責任を果たせ! 全労連
裁判で求めているのは職場復帰です。
パナソニック若狭・正規雇用裁判
原告 河本 猛
私たちが裁判で求めているのは、正当な地位を回復して職場に復帰することです。多くの労働者が、本来直接雇用関係にあるにもかかわらず、偽装請負や違法派遣で他社の労働者のように偽装されつづけています。
違法を告発したら職場から排除され、労働者として当然認められる「団体交渉」も拒否され、何の権利も無いかのように扱われてきました。
裁判では、会社の違法行為を認定しながら、労働者に法的保護は無いとする不当判決が続いています。偽装請負や違法派遣を受けても何の権利も保護も無いのなら、私たちは請負や派遣で働く事が恐くなり、二度とそのような形態で働くことはできなくなります。
このような現実をもたらしている労働者派遣法は憲法違反です。労働者が働く事を恐れない法律にしなければ安定した社会は望めません。骨抜きではない派遣法抜本改正が必要です。
「偽装請負」約半数か 福島第1の下請け作業員
東電アンケート結果公表
東京電力は3日、福島第1原発で事故収束作業に従事する下請け作業員を対象に実施した就労実態に関するアンケートの集計結果を公表しました。
雇用主以外から作業指示を受けていると回答し、「偽装請負」の疑いが強い作業員が約半数いたほか、雇用時に条件を示した書面や説明がなかったと答えた作業員も約4割おり、違法な雇用実態が横行している可能性が強まりました。
東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は「改善しないといけない状況は存在する」と述べ、元請け企業に法令順守を徹底するよう要請するほか、改善状況の確認などの対策を取る方針を明らかにしました。
アンケートは今年9月から10月にかけ、元請け企業27社から発注を受ける1次請け以下の下請け企業に所属する作業員約4000人に配布。約8割から回答を得ました。
東電によると、「現場で作業を指示する会社と、給料を支給する会社が異なる」と答えた作業員が47.9%いました。事実なら、職業安定法が禁じる偽装請負に該当する可能性が高いものです。労働基準法で義務付けられている雇用条件の書面交付についても、「書面での説明がなかった」「口頭説明もなかった」と答えた人が約36%いました。
一方、東電が設置した労働条件の電話相談窓口について、存在を知っている人は約38%。偽装請負そのものを「知らない」と答えた人は約75%を占めました。
自由記述欄では「東電社員の態度が悪い」「暴力団関係者らしき人が構内にいる」との回答もありました。(2012年12月5日・しんぶん赤旗)
直下に活断層 福井敦賀原発 地元ルポ
大きな声ではいえないが即時ゼロがいい 候補者訴えに期待
今回の口頭弁論で結審する予定でしたが、裁判長は「双方から提出された準備書面があるので、もう1回、弁論を入れたい」と述べ、来年の2月18日に結審する予定になりました。
控訴審で結審予定の延期はまれなことです。河本さんと「河本猛さんの正規雇用を支援する会」は、裁判所によく審議して正社員化を実現する公正な判断を求めるため、さらに世論を広げていくとしています。(2012年12月6日・しんぶん赤旗)
次回 第5回口頭弁論(結審予定) 2013年2月18日、11時30分 名古屋高裁金沢支部
許せない!!不当な派遣切り 大企業は社会的な責任を果たせ! 全労連
裁判で求めているのは職場復帰です。
パナソニック若狭・正規雇用裁判
原告 河本 猛
私たちが裁判で求めているのは、正当な地位を回復して職場に復帰することです。多くの労働者が、本来直接雇用関係にあるにもかかわらず、偽装請負や違法派遣で他社の労働者のように偽装されつづけています。
違法を告発したら職場から排除され、労働者として当然認められる「団体交渉」も拒否され、何の権利も無いかのように扱われてきました。
裁判では、会社の違法行為を認定しながら、労働者に法的保護は無いとする不当判決が続いています。偽装請負や違法派遣を受けても何の権利も保護も無いのなら、私たちは請負や派遣で働く事が恐くなり、二度とそのような形態で働くことはできなくなります。
このような現実をもたらしている労働者派遣法は憲法違反です。労働者が働く事を恐れない法律にしなければ安定した社会は望めません。骨抜きではない派遣法抜本改正が必要です。
「偽装請負」約半数か 福島第1の下請け作業員
東電アンケート結果公表
東京電力は3日、福島第1原発で事故収束作業に従事する下請け作業員を対象に実施した就労実態に関するアンケートの集計結果を公表しました。
雇用主以外から作業指示を受けていると回答し、「偽装請負」の疑いが強い作業員が約半数いたほか、雇用時に条件を示した書面や説明がなかったと答えた作業員も約4割おり、違法な雇用実態が横行している可能性が強まりました。
東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は「改善しないといけない状況は存在する」と述べ、元請け企業に法令順守を徹底するよう要請するほか、改善状況の確認などの対策を取る方針を明らかにしました。
アンケートは今年9月から10月にかけ、元請け企業27社から発注を受ける1次請け以下の下請け企業に所属する作業員約4000人に配布。約8割から回答を得ました。
東電によると、「現場で作業を指示する会社と、給料を支給する会社が異なる」と答えた作業員が47.9%いました。事実なら、職業安定法が禁じる偽装請負に該当する可能性が高いものです。労働基準法で義務付けられている雇用条件の書面交付についても、「書面での説明がなかった」「口頭説明もなかった」と答えた人が約36%いました。
一方、東電が設置した労働条件の電話相談窓口について、存在を知っている人は約38%。偽装請負そのものを「知らない」と答えた人は約75%を占めました。
自由記述欄では「東電社員の態度が悪い」「暴力団関係者らしき人が構内にいる」との回答もありました。(2012年12月5日・しんぶん赤旗)
直下に活断層 福井敦賀原発 地元ルポ
大きな声ではいえないが即時ゼロがいい 候補者訴えに期待
この記事へのコメント
俳優 仲代 達矢 さん
作家 瀬戸内 寂聴 さん
「赤旗」日曜版16日号
俳優の仲代達矢さんと作家の瀬戸内寂聴さんが、「赤旗」日曜版16日号で、「総選挙 私の選択」として「ぶれない日本共産党」への期待を語っています。
仲代さんは、自身の戦争体験を語りながら、「もう二度と、どんなことがあっても戦争をしてはいけない。憲法9条を変えてはならない」と訴え、次のように話しています。
「共産党だけですね、ぶれないのは。ずっと変わらず、反戦と原発ゼロを訴えている。その意味で、私が一番信頼する政党は共産党です」
瀬戸内さんは「私の基準は、言っていることと、していることがぶれない政党を選ぶべきだ、ということです。その点で、日本共産党は一貫してぶれていませんね」とのべたうえで、こう語ります。
「投票しても共産党の議席がなかなか増えないので、私は『党名を変えろ』とずっと言ってきました。でも政党が次つぎ名前を変え、5日で消えていくような党もある今の状態を見ていると、変えるのもどうかと思いますね。とにかく発言のぶれない政党は信頼できます」
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/27839/13434/74881220
国民新党レベルになったら小沢先生激怒だろうね。
12月14日(金) 23時16分
電気事業連合会の八木誠会長(関西電力社長)は14日記者会見し、原子力規制委員会が日本原子力発電敦賀原発(福井県)の原子炉建屋直下に活断層がある可能性を指摘した判断に疑問を呈した。「正直言って科学的、技術的に十分な根拠が示されたとは理解できていない」と述べた。
朝日新聞
12月17日(月) 7時17分
第46回衆院総選挙は16日投開票され、自民党が単独過半数(241議席)を大幅に上回る議席を獲得し、3年3カ月ぶりに公明党との連立で政権復帰を確実にした。両党は参院で否決された法案を再可決できる3分の2(320議席)を確保。自民党の安倍晋三総裁は来週前半の特別国会で第96代首相に選出される。民主党は公示前勢力を大幅に減らす惨敗で、野田佳彦首相は16日夜、党代表辞任を表明した。日本維新の会は第3党となる50議席以上を確保。日本未来の党は惨敗した。小選挙区の投票率は朝日新聞社の推計で59.3%。前回よりも10ポイントほど下回り、戦後最低の水準となった。 朝日新聞
急ごしらえ、未来大敗 小沢系とのあつれき懸念
12月17日(月) 4時51分
日本未来の党は公示前の61議席を大幅に減らす惨敗となった。脱原発票の受け皿を狙ったものの、公示直前の結成という急ごしらえで浸透しなかった。小沢一郎氏が率いた「国民の生活が第一」と合流した効果もなかった。
朝日新聞
12月17日(月) 3時32分
共産党は公示前の9議席から倍増を狙ったが現有維持もならず、党勢回復の足がかりはつかめなかった。
朝日新聞
12月17日(月) 3時37分
社民党は公示前の5議席の維持を図ったが、退潮傾向を止められなかった。自民党と55年体制の一翼を担った老舗政党は、存続も危ぶまれる状況だ。
朝日新聞
12月17日(月) 11時47分
脱原発を志向する有権者はどう動いたのか――。出口調査からは、原発ゼロ派の投票先が分散し、脱原発を掲げる政党の議席増に結びつかなかったことがわかる。原発が立地する13道県では、原発ゼロに慎重な層が自民を押し上げる傾向が全国よりやや強く出た。
朝日新聞
また、平野博文はパナソニック労組出身であり、民主党最大の支援組織、連合の古賀伸明会長はパナソニック労組である。
民主党政権は「パナソニック政権」であったが、売国、裏切り者と罵られ、経営も政治も迷走して崩壊した。
12月18日(火) 22時39分
枝野幸男経済産業相は18日の閣議後会見で、衆院総選挙で脱原発を唱える政党が議席を伸ばせなかったことについて、「すぐやめるのか、2030年代なのかは別にしても、原発をやめる方向を明確に示した政党の比例区の票を足すと過半数だ」と述べ、「原発ゼロ」は一定の支持を受けたとの見方を示した。
朝日新聞
いよいよ歴史の幕を閉じて未来に合流するかな?
民主党(小沢)、国民新党(亀井)と連立政権組んだ事もあるんだから、旧政権の構図で未来を運営したらいいのにね。
良い未来は描けないだろうけど、現状よりはマシなんじゃないか?
でも結局、離合集散して終わるか!
阿部と瑞穂は仲悪いから社民は未来に合流しない。
安心しろ。政党助成金の為に結束しているだけだから、そのうち未来は無くなる。
http://www.j-cast.com/m/2012/12/03156576.html
怪しすぎて脱原発パフォーマンスは不発でしたね。
12月17日(月) 20時17分
■嘉田由紀子・日本未来の党代表
知事と国会議員を兼務できないのは戦後、地方自治法をアメリカから輸入したから。フランスはもともと兼務が大前提。ドイツも(含め)ヨーロッパ型は地方の知事や市長が参議院を兼務するのは当然です。地方の声があがるから、政策も実行力のあるものができる。
今回、(日本維新の会代表代行の)橋下(徹)さんが「参議院との兼務を法律改正せえ」と(言った)。橋下さんと一緒に訴えていきたい。滋賀県民のみなさんに理解してほしいのは、県をおざなりにしているのではなく、よりよい県政をやるために提案をする。無駄遣い、縦割り、効率の悪い行政を押しつけられている。(橋下さんとは)今までも関西広域連合でずっと一緒にやってきた。(国政でも)共同行動をとることは十分にある。(東京都内で取材に)
朝日新聞
12月18日(火) 20時33分
■嘉田由紀子・日本未来の党代表
首長の参院議員兼職を可能にということで日本維新の会が法案を出されると(聞いている)。これは大変重要な方向だと思っております。日本の場合、霞が関と地方が上から下への一方的な中央集権で、自治体の経験なり知恵が霞が関に上がっていかない。これをきっかけに兼職問題や首長の政治活動の議論を活発化してほしい。
(選挙戦では)小沢(一郎)ファンにとっては嘉田は弱い、嘉田ファンにとって小沢さんはイメージが違うと分極化してしまった。うまく原発なり、景気なり、消費税なり争点に集められなかったという意味では戦略が不十分だった。(滋賀県庁での記者会見で)
朝日新聞
生活、政党要件失う 参院の会派名では残る
12月18日(火) 21時58分
総務省は18日、日本未来の党に合流した「国民の生活が第一」が所属国会議員が5人未満となり、政治資金規正法の政党要件を満たさなくなったため、政党ではなくなったと発表した。先月末の合流表明後も政党として存続していたが、同党は「衆院選後は速やかに解党する」としていた。ただ参院の会派名としては「国民の生活が第一」が残っている。
朝日新聞
社民、存在感なく未来に食われ存続の危機、5議席→2議席。
未来、脱原発パフォーマーと卒業ダイブ、62議席→9議席。
12月20日(木) 18時23分
[東京 20日 ロイター] 原子力規制委員会は20日、東北電力<9506.T>東通原発の敷地内の断層の現地調査に関する評価会合を行った。会合では敷地内にある断層は、活断層の可能性があるとの見解で一致した。
ロイター
12月21日(金) 22時40分
首相官邸前で続く「脱原発」の抗議行動が21日夜もあった。この夏の大きなうねりは衆院選の結果につながらず、脱原発に慎重な自民が圧勝した。民主政権下の「動かぬ政治」へのいらだちから始まった街頭での行動に、参加者らは新たな意味を見いだそうとしている。
12月22日(土) 16時55分
日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事が党役員人事をめぐり、社民党を離党して未来に合流した阿部知子氏を共同代表として起用する案を検討していることがわかった。20日夜に未来の小沢一郎氏と会談し、提案したとみられる。嘉田氏は小沢氏に知事と党首をいずれも続ける考えも伝えた。
朝日新聞