派遣切り納得できぬ(2008年12月6日・日刊県民福井)

 ・契約途中で解雇された県内男性
 非正規雇用の派遣労働者が、雇用契約を更新されなかったり中途で打ち切られたりする「派遣切り(雇い止め)」。契約が切れる半月前の10月末に解雇された県内の男性(45)は「派遣元の都合で切られるのは納得できない」と不満をあらわにする。

 ・「残れると信じていた」
 男性は2005年10月に県内の工場で働き始めた。初めは請負労働者だったが、06年11月からは3ヶ月ごとに派遣契約を更新してきた。派遣先では09年に迎える3年間の派遣期限満了に備え、再び業務請負に戻れるよう今春から訓練を開始。男性は「雇用形態は変わるが残れると信じていた」という。
 解雇予告があったのは9月末。派遣会社の担当者が職場で男性に伝えた。当時、二十人が急に解雇された部署があり「うちでもあるのではとうわさしていた」と振り返る。
 10月24日には、派遣会社側が来年5月末までに十人を段階的に解雇する計画を発表。派遣先の受注減少や他工場からの人員受け入れを理由に挙げた。
 だが11月下旬、派遣会社が計画を早めて来年1月末で全員解雇すると通告。通知された別の男性(30)は「業務請負への移行もほごにし、削減計画まで早めるのは許せない。まるで調整弁のようで、やり方がひどい」と憤る。
 派遣先の製造会社は「経営上の問題でお答えできない」、派遣会社(京都市)は「削減を早めたのは事実。(理由などは)担当者が不在で分からない」としている。

 ・職探し・・・不安の毎日
 解雇された男性は派遣会社に職紹介を求めたが「仕事がない」の一点張り。「蓄えもなく、このままではホームレスになるのでは」と、職業安定所に通っている。
 厚生労働省福井労働局は調査で、10月から来年3月末までの半年間に県内の派遣労働者のうち四百十人が「派遣切り」に遭うことを確認。同局は「調査内容は実態と時間的なずれがある。雇用契約解除は今も確実に増えている」と説明する。今月26日からは毎月、状況を公表していく。

 ・12日県労連が特別無料相談
 非正規社員の労働状況の悪化を受け、県労連は12日、特別相談日として全職員が労働に関するあらゆる相談を無料で受け付ける。外国人も可。
 受け付けは午前10-午後4時、福井市勝見3丁目の事務所かフリーダイヤル(0120)378060。
 通常時も平日午前10-午後3時に無料相談を受け付けている。

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