美浜町議会議員 河本 猛(こうもと たけし)

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zoom RSS 美浜町議会一般質問、河本猛(2017・3)

<<   作成日時 : 2017/03/29 16:35   >>

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1、こどもの医療費助成制度について 2、三方五湖周辺の観光開発について 3、琵琶湖若狭湾快速鉄道の積立金について 一般質問しました。


1、こどもの医療費助成制度について

河本

 こども医療費助成制度について、質問します。
 これまでも、2014年9月の一般質問で、こども医療費を医療機関の窓口で無料化するよう、制度の拡充を求めてきました。
 福井県は、国が科している「こども医療費」を窓口で無料化している自治体に国民健康保険の公費負担を減額するペナルティーや、安易な受信がふえて医療費が増大するという理由で、こども医療費の窓口無料化には慎重な姿勢でありました。
 町としても、このような県の姿勢から、こども医療費の窓口無料化にはなかなか踏み出せなかったものと思っています。
 こども医療費の無料化は、利用者が医療機関窓口で自己負担を支払い、後日、申請により助成される償還払い方式と、医療機関窓口で自己負担分を支払わなくてもよい窓口給付方式があります。
 美浜町の場合は、県が実施している現行制度よりも、町が上乗せして中学校卒業まで助成対象にし、500円の定額分にも助成して完全無料化にしていますが、利用者が医療機関窓口で自己負担を支払い、後日申請されることにより助成される償還払い方式のままになっていると思います。
 確認しますが、美浜町の現行制度は償還払い方式のままなんでしょうか。これは確認なので、端的に答弁お願いします。


福祉課長

 おっしゃるとおり、窓口で一旦支払っていただき、後ほど全額給付される償還払いの方式をとっております。


河本

 いったん立て替えが必要ということなので、子供が病気やけがをしたときに、お金のことを気にしなければならないというのは、家族にとっても辛いことです。
 医療費は原則無料ですが、後で戻ってくる立て替え払いで、立て替えるための費用が必要であったりすることは、生活が困難な家庭に何かをもたらすのか考えてほしいと思っています。
 今、日本は子供の貧困率が過去最悪を更新し、6人に1人の子供が貧困状態に置かれています。これは全国的な統計ですので、美浜町も例外ではありません。
 きのうの町長の所信表明でも、アベノミクスの経済効果、まだ実感がないというふうなことをおっしゃられていましたけども、安倍政権の4年間で大企業の内部留保は70兆円ふえて390兆円まで膨らむ一方で、労働者の賃金は年額18万円低下しています。家計消費も16カ月連続で前年比を下回っているなど、アベノミクスで格差は広がっています。
 子供の貧困が社会問題になる中、安倍政権は社会保障を大きく削減する一方で、軍事費は過去最大の5兆1,000億円です。
 国民に大きな負担を強いているようでは、家計がよくなるはずはありません。
 子供の医療費は、大人が自分自身のために出資する医療費とは異なる局面を持っています。子供が小さいうちは医療が必要かどうかを考える、受診するか受診しないかの判断をするのは子供本人ではなく親ですから、親の経済的な事情で必要な医療が受けられないという状況をなくしていかなければいけません。
 家庭の経済的事情や子供の貧困というのは、行政が把握しにくい声なき声と言われています。こういう声なき声を行政に届けるのも、私たち議会議員の役割だと思っています。
 特に病気にかかりやすい乳幼児がいる家庭、ぜんそくやアトピーなど、通院の回数が多い病気の子供がいる家庭にとっては、医療費が大きな負担になっています。
 こども医療費の窓口無料化によって、子供の早期受診や診断が進んだことで、重症化を防ぎ、医療費抑制効果が出ている自治体調査もあります。
 子供たちの健やかな健康を保障するための制度として、医療費の窓口での無料化は長年にわたる子育て世帯や住民団体、医療関係者などの切実な要望により、全国の自治体で広がってきました。
 福井県は窓口無料化を実施していない、数少ない県の一つでしたが、住民の切実な要望活動でようやく県は償還払い方式から窓口給付方式、窓口無料化に踏み切りました。
 2018年度(平成30年度)からこども医療費の窓口負担を直接軽減して、子育て世帯の負担を軽減することを図るということを決めています。この間、美浜町としても国や県に対して窓口給付方式の導入を求めてきたと考えているんですが、子育て世帯の負担軽減を図るために、国や県に対してどのように要望を強めてきたのか、その経緯を伺います。


町長

 国が行っております社会保障、これは高齢者から子供までいろいろ広くございます。福祉もありますし、医療もあるわけでございます。そういう中で、人口減少、あるいは少子高齢化というような中で、国もその財源が非常に高くなるということで、その対応に苦慮しております。
 今、町がどういう方向性をとってきたんかということで概略的に申し上げますけども、私は子供が少なくなっているというのは、これは非常に重大に捉えるべきであるというふうに考えておりました。高齢化は元気な高齢者は怖くないけども、少子化というのはもう非常に将来の日本を維持していく上で怖いと、怖いといいましょうか、非常に重く捉えていかなきゃならんというふうに考えておりまして、前政権のときに議員も御承知だと思うんですが子育て支援、支援金、1人5万円という、これは財源があれば、私はそんなの無理やという人も多かった中で要望いたしました。財源が確保されればやってもらうべきやと、それはNHKテレビでフランスなんかは1人5万円か、ちょっと額は忘れましたけども、3人子供がおれば、その手当で面倒を見る主に主婦、奥さんが見ておられるようですけども、収入があるというようなことで、子育てが止まっておるというなのを見ましたので、ぜひ日本もそういうあれにしていくべきやと。しかし財源の問題で頓挫いたしました。
 しかし、保育園の充実というのは、やはり美浜町では扱って、心配なく子育てをしてもらおうということで保育園の充実というのはやってきたつもりでございます。
 また、県に対しましては窓口無料化、これは首長会、町村会に県から説明に来てくれます。そういう中では、やはり県としては罰金を払わんといかんという問題がありました。
 それから、よその県と接しておる町は、その隣の県が窓口払いをやってくれてないと、自動償還をちゃんとやってくれてないと、うちの町は自動償還をやる、隣の病院に行ったらその窓口で直接支払えという格好で従来どおり、2つに分かれてしまうというような意見もあって、いろんな意見がございましたけど、今回、県が踏み切ってくれたということで、これは県内の全庁でそういう要望をしておるということでございます。
 それ以外に、いろいろな県に対して子育て、特に議員がおっしゃったような子育てに関して要望しておるのが実現して、財政的な支援を受けてますんで、簡単に担当課長からその項目だけでも説明したいなというふうに思います。


福祉課長

 現在、県の助成をいただきまして、子育て支援を行っております事業、幾つか御紹介させていただきたいと思います。
 まず、すくすく保育支援事業といたしまして、これは第3子の保育料の無料化でございます。そして障害児保育、あと気がかりな子の支援として保育カウンセラーの設置、あと子育て支援センターの人件費の補助、病児保育、育児支援家庭訪問員さん、一時預かりですとか子育てマイスターの設置のような、いろいろな県からの補助を受けて実施しております。


河本

 私は、こども医療費の窓口無料化について質問をしてるわけですけども、こども医療費の無料化や医療費の負担軽減は、住民の切実な願いなんですね。
 制度の拡充は社会的な流れでありまして、住民福祉の向上を図る自治体の役割でもあると考えています。
 住民の要望と医療費の窓口無料化が進んでいけば、国も自治体に今、科しているペナルティーを、これはやめざるを得なくなってくるんですね。
 このことは強く国会でも野党の議員が質問しておりますので、いずれ国もペナルティーを科すことをやめてくれると信じております。
 子育てしやすい、子育てに優しいまちづくりを推進するためにも、子供の医療費の窓口無料化を実施して、医療費助成の対象も18歳、高校卒業の年齢まで引き上げるべきだと私は考えております。
 高浜町では、既に18歳卒業まで助成対象の年齢を引き上げています。
 美浜町も中学校卒業までの導入を図ったときは、いち早くそれに美浜町も踏み切っていますので、今回も美浜町はいち早く制度の拡充に踏み切るべきだと思うんですけども、町の考えを伺います。


町長

 中学生の無料化、これは比較的早い段階で踏み切ったんかなというふうに思っております。しかし嶺南と嶺北では、まだ中学生に関しましても相当落差がございます。
 全体として子育て世帯の負担軽減、議員おっしゃってるようにそういう面からいろんな施策をやっていく必要があるんだろうというふうに考えておりまして、これは保育の充実もそうかなというふうに思います。
 財政的な面だけと違って、子育てに要する時間を軽減というようなことも非常に重要でございますんで、女性の社会進出を進めるためにも非常に重要かなというふうに思っております。
 また、通学定期の助成なんかも、これはほかの町はどこまでやっとるか調べておりませんけども、行っております。
 今後、高校までということでございますけれども、そういう全体を考えながら実施してまいりたいなというふうには考えておりますが、今、子供のための施策、いろいろ考えておりまして、そういうものと足並みをそろえながら検討して、実施には踏み切っていきたいなというふうに思ってます。


河本

 いろいろなことを検討しながら実施していきたいということなんですけども、今、福井県は、先ほどから申し上げています、国が科している子供の医療費を窓口で無料化している自治体に国民健康保険の公費負担を減額する、そのペナルティーの減額分を、今、県は助成すると言ってるんですね。
 美浜町は、このペナルティーの減額部分を、これは負担することなく窓口の無料化が実施できるんですよ。
 窓口の支払いが要らない方法に変更することで、スムーズな受診が可能になり、関係機関の医療機関の事務手続の大幅な簡素化にもつながってきます。
 子供の早期受診、診断が進むことで重症化を防ぐこともできますし、いち早く窓口での無料化を実施すべきだと私は考えてるんですけども、現在、中学校卒業まで、今現行制度での医療費助成の対象というのが何人で、年間幾らぐらいかかってるのか伺います。


福祉課長

 平成27年度の実績でございますけども、中学卒業までの医療費助成対象者の数が、約1,200人でございます。また、文書交付手数料を含みました年間の医療費助成額につきましては、平成27年度の実績で約2,400万円になります。以上です。


河本

 それに加えて、現在、高校生の医療費というのはどれぐらいかかっているのか。こども医療費の無料化を新たに18歳まで拡充した場合の対象人数と、それを助成しようと思えば医療費の助成は幾らかかるのかということを伺います。


福祉課長

 現在の高校生の医療費でございますけども、保険には国民健康保険と社会保険がございます。社会保険につきましては、年齢ごとの受診している件数というのはちょっと把握しにくいものですから、現在、国民健康保険より推計した数を述べさせていただきます。
 高校1年から3年生までで、医療費の対象となります医療費は約670万円になります。また、こども医療費の窓口無料化を18歳まで延長した場合の試算でございますけども、ゼロ歳から高校3年生までの医療費でございます。対象人数が約1,440人、そして医療費の助成額でございますけども、これは窓口払いから窓口無料化、償還払いから無料化にした場合の波及増というのを含まずに3,070万円ほどになろうかと思います。そして先ほど言いました国の国保のペナルティーですけども、高校生分が約10万円、あと町のシステム改修の分を、医療システムの改修がありますので、それか170万円、このハード的なものを除きますと3,080万円ほどの額になろうかと思います。
 以上です。


河本。

 今の現行制度で2,400万円ぐらいかかっているわけですけども、新たに高校生に拡大しても、システムとかペナルティーも含めて、実質850万円ぐらいでできるわけですよね。
 これも来年度予算には原動付自転車や農耕用の小型特殊自動車などに交付する美浜町のオリジナルナンバープレートの製作費に155万6,000円、エネルギー環境教育体験施設のきいぱすの落成式とか、オープニングイベントで238万8,000円の予算が計上されていますけど、このようなオリジナルナンバーは特に急を要するものでもありませんし、効果があるものとも思えません。無駄な箱物建設をやめるとか、きのう全員協議会で竹仲議員が質疑した中で、廃止する「はまかぜ保育園」が利用目的もないのに塗装し直すとか、そういう事業をしっかりと精査していけば、実現できないことはないと思うんですよね。
 今回の補正予算でも、追加する分と減額する分を差し引いても、事業費の確定で9,413万2,000円の減額補正をできてるわけですから、事業費をしっかり精査したらできる範囲なんですよ。
 これは、やるか、やらないか、やるということを町長がしっかり決断すればでできると思うんで、これは答弁を町長に求めますけども、やるか、やらないかをぜひ決断していただきたい。


町長

 今、ナンバーなんかは1年間、そのときだけなんですね。
 だから800万円とか1,000万円という、高校生は今後人数によっても変わりますけども、永久にそういうものは維持していかなきゃならん。福祉というのは、私はその年その年でころころ、ころころ変わるのでは福祉になりませんから、やっぱり10年、20年、最低そういうのをきちっと続けていく必要があるというふうに考えております。
 したがって、そういうものをしっかり見据えて、ほかのものともあわせて検討していきたいということを申し上げております。


河本

 検討はしていただくということで、やるか、やらないかということは今申されませんけども、ぜひしっかりと予算の計上もしていただいて、精査もしていただいて、ぜひ実行していただきたいと思います。


2、三方五湖周辺の観光開発について

 次に、三方五湖周辺の観光開発について質問いたします。
 平成30年の秋の「福井しあわせ元気国体」と「しあわせ元気大会」に合わせて、三方五湖周辺の整備計画も進むと思っているんですが、湖畔の景観、水神公園や寺山公園の再整備など、多くの課題を有しています。
 これらの課題が平成30年に迫る国体と「障害者スポーツの大会」の間に合うように整備されるのか、それとも中途半端な構想と整備に終わるのかというのは、観光拠点の再整備を期待する地元住民が心配しているところでもあります。
 来年度予算の中には、サイクリングコースの設定に伴う実施計画業務として388万8,000円が計上されていますが、来年度の計画がサイクリングコースの実施設計にとどまるようでは、国体までに三方五湖周辺の観光拠点整備には間に合わないと思っているんです。
 三方五湖周辺の観光PRに国体や「障害者スポーツ大会」を有効活用する気があるのかどうか、これが非常に疑問なんですよね。
 久々子湖や日向湖周辺の湖岸風景や漁村風景の魅力ある湖岸の景観づくりとか、散策コースやサイクリングコースは、いつまでに整備されるのかというのが全然わからない状態なので、いつまでに整備されるのかということを伺います。


町長

 この観光計画につきましては、当初は、5年ほど前になるわけでございますが、どんどんその観光整備に多額の投資をできる状況にないというふうに捉えておりました。
 したがって、今ある美浜町の観光資源をどうやって生かしていくか、外部からの目で一遍診断してもらおうということを指示しまして、そこからまず始まりました。
 数年かかったわけでございますが、まず民間団体関係者のやる気を出してもらう、しっかりお客の対応をしていただくという指摘もございましたし、今言ったようなスリーゾーンの提案が出てまいりました。その中で、新庄山里ゾーンというのがもう実施に移せるようになってまいりました。これは地元の協力体制もありましたし、比較的着手しやすかったというのがあります。
 次に、比較的具体化してやれるというのは三方五湖ゾーンがあるわけでございます。その中には非常に短期的にやれるものと、まだまだ長期的、しばらく時間がかかるものとか、三方五湖ゾーンはメニューが非常に多うございます。サイクリングロードの件に関しましては、国体までに間に合わせたいということで、今、担当課で進めております。しかし、それ以外にも寺山とか、水神公園とかいろいろございます。そういうものは今後のまだ課題として残っておるということでございます。


河本

 私は、寺山公園とか水神公園も国体までに間に合わせるつもりなのかと思っていましたけども、そうではないということなので、その辺はわかりました。
 三方五湖のレークセンターが12月末で休業したことによって、観光拠点の一つが失われたわけでありますけども、この点については先ほどの質問(前者の質問)でも明らかなように、住民にとっても非常に関心が高いところであります。
 町が実施した美浜町の地域づくり拠点化整備に関するアンケート結果では、約8割の方が町のにぎわい拠点や地域住民の交流拠点の整備が必要だと感じていると回答してます。
 そのうち54%が、町の中心部付近が拠点としてふさわしいと回答していますが、それに次いで、観光に配慮し景観を重視したエリア、久々子湖畔や若狭湾沿い、そういう回答が24%になっています。レークセンターにかわる観光拠点施設が期待されているとも言えます。
 レークセンターでは美浜町の地元製造のへしこを数種類販売していましたが、先ほど質問(前者の質問)でありましたように、観光客の減少により厳しい経営環境にあったということです。
 美浜町での「へしこ」の問題ですけども、ブランドの一本化が非常におくれたということを以前言われてましたけど、今、「五湖の駅」では、これは民間が運営してるものですが、町内製造のへしこを数種類販売して、多種多様な味が楽しめるということで売り出しています。ブランドの一本化ということとは逆に、多様性があるというのは強味でもあるんですね。
 だから、一本化には失敗したかもしれないけども、違う目線で見たら多様性が強みになっているということもありますので、これは民間のやり方を勉強して、有効活用するという手法も必要だと感じています。
 そして、観光の拠点化とともに、三方五湖周辺でも販売場所を確保していくべきじゃないかということも考えていまして、水神公園の整備も国体までには間に合わないということなんですが、今後、水神公園の整備とあわせて、今やっている朝市会場の役割を拡大していくべきじゃないかと思うんです。そのような計画はあるんですか。


商工観光課長

 それでは、私のほうからお答えしたいと思いますが、レークセンターでへしこの販売をやっている。そういったところが今、閉鎖するというところで、水神公園、そういったところを利用した計画をというような御指摘かなというふうに思いますが、現在、把握しておりますところでは、レークセンターの施設管理に入っております若狭美浜物産振興協会、そこが今、へしこの販売等を継続して実施したい、その指定管理を継続したいというような意向を示していただいとるところを聞いております。
 そこでは、まず1つ販売先として、今、存続できる流れが1つあるのかなというふうに思っておりますし、議員の御指摘のように、今後、水神公園等、そういったところを整備計画で考える場合は、そういうふうにそのへしこの販売であるとか、地域産品の販売、そういったものをできるようなスペース、そういったところは当然検討に入れてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


河本

 しっかり検討に入れていきたい。いい返事をいただいたと思います。

 次に、寺山公園の再整備や、大師堂から早瀬までの海岸の景観を楽しむ遊歩道の整備も、整備計画で位置づけられていたと思うんですが、これは国体には間に合わないということなんですが、これも大体いつまでに整備する計画なのか、ちゃんと計画のスケジュールの中に組み込まれてるんですか。


商工観光課長

 寺山公園の整備については、もともと設置されている彫刻等既存の施設等を有効に活用できるように、伐採であるとか、公園施設の設置を考えておるというようなところでございますし、大師堂から早瀬までの遊歩道に関しましては、当然、計画にも上がっておりました。
 既存の施設、そういったものを現在活用できないかと、この計画の順序といたしますと、今、サイクリングコースであり、その次には寺山公園を手がけていきたい、その流れの中でまた水神公園を見ていくということと、計画の中では南側と北側というようなちょっと分け方をしてあったかなと思いますが、寺山公園と、その道を渡った反対側、大師堂がある部分、そういったところはそれが済んだ後に整備をやっていくような感じで計画は考えております。
 現在も、遊歩道については有効活用していただいておりますし、ツーデーマーチとかのコースにもなっております。近畿遊歩道の指定も受けておりますので、そこはそういった形で活用を進めながら、今後、検討してまいりたいと思います。


河本

 寺山に関してなんですけども、先ほど竹仲議員が言われていましたけど、あのアート作品、寺山に5基あるということなんですが、放置されているような状態なんで、再整備したとしても、あのアート作品を寺山に置いたままにしてると、また同じことの繰り返しになるんじゃないかと、本当に有効活用できるのかと私も疑問に思ってます。
 もっと多くの人に見えるような、平地の場所とか、役場周辺に移動することも再検討されたらどうかと思うんですが、どう考えているんですか。


商工観光課長

 寺山公園の彫刻に関しましては、以前整備された段階では木が本当に生えていないような状態でありまして、その彫刻とともに湖が一望できる、本当にロケーションのよいところで設置をされていた経緯がございます。そういうこともありますので、今、寺山公園を再整備する流れというのは、やはりその湖が見える、一望できるような環境の中で彫刻のほうを引き立てる、そういうようなことで現在考えているところでございます。


河本

 しかし、あの場所は木も伐採することができないとか、さまざまな条件を課せられているので、そこはしっかりと違うやり方も検討していくべきじゃないかと思いますので、そこはしっかりやっていただきたいと思います。
 また、三方五湖周辺の整備計画とか、何が国体までに整備されて、何が後回しになるのか、何か優先して整備されるのかというのもしっかりと議会の中で示していただかないと、住民の方は余計にわからないということになりますので、そのあたりもよろしくお願いします。

 昨年、「三方五湖を世界農業遺産に!」ということで、県、美浜町、若狭町が一体となってシンポジウムを開いたりしていましたが、計画では平成28年9月に農水省への事前申請、平成29年3月以降、FAOへ世界農業遺産認定申請すると書いてありましたが、申請はどのようになっているんでしょうか、現状を伺います。


町長

 三方五湖を世界農業遺産の登録にしていこうということは、農林水産業の振興と地域活性化の推進を狙いまして、これは福井県が主体となって指導をいただきながら、美浜町と若狭町、両町の各種団体が協力をしていこうと。それは、実際農業をやっとるの地元でございますんで、協力していこうということで三方五湖世界農業遺産推進協議会を立ち上げました。
 農林水産省から、去る11月24日に、残念ながら世界登録、申請していくのは見送りになったという報告を受けました。
 この結果を受けまして、多くの団体に協力をいただいておりましたんで、その協議会の会長は若狭町長、私は副会長でございましたんで、会長から今回は残念ながら見送りになったと、一丸となって取り組んできただけに残念であると。審査の結果の内容を精査した上で、引き続き次回の申請に向けて運動を続けていきたいということを発表させていただきました。また、私のほうから議会には昨年の12月の議会において、その結果だけを報告させていただいております。
 今回の審査委員の評価をちょっと聞いてますと、正確か、きちっとした報告はないようでございますけれども、5つの湖でそれぞれの特色を生かした伝統漁法は、全国的に珍しいという評価を受けたようでございます。一方、漁業と農業との関連性であるとか、湖と里山とが連携した持続的需要のつながりというような面で、今後、後継者の問題も含めて追加説明が必要であるという指摘を受けたというふうに聞いております。
 今後に向けてのことでございますけれども、今回の審査結果を詳細によく分析して、次回の登録申請は2年後と聞いております。
 平成30年9月ごろと聞いておりますけれども、これに向けてこれまでと同様に三方五湖世界農業遺産推進協議会、これを存続させて、県の指導を受けながら協議会を中心に、引き続き登録獲得に向けて活動していこうということは意思確認をしております。今後も活動を続けていきたいというふうに考えております。


河本

 私も非常に期待してたので残念でありますが、三方五湖の伝統漁法として柴漬け漁や、たたき網漁や、久々子湖のシジミ漁などが紹介されていましたけども、やはり後継者の育成とかビジネス化とかブランド化、生産者が「なりわい」を維持できるような生産量とか、そういうさまざまな部分で問題があったかなと思います。
 三方五湖周辺の環境を生かした循環サイクルの構築などが、不十分だったんじゃないかなと思ってます。行政政策の中で、この部分の政策立案というのが弱かったんじゃないかなとも思うんです。
 道路や建物の整備を進めるだけじゃなくて、農林水産業の取り組みと連携した三方五湖周辺の整備計画の中で、どう三方五湖の環境を生かし、生物の多様性を生み出して、農業生産性を上げていくかということをしっかり位置づけてやっていかなければいけないと思うんです。そういう政策を今後もしっかりやっていただきたいと強く求めておきます。


3、琵琶湖若狭湾快速鉄道の積立金について

河本

 次に、琵琶湖若狭湾快速鉄道の積立金について質問します。

 既に報道で明らかになっていますが、JR小浜線上中駅とJR湖西線の近江今津駅を結ぶ琵琶湖若狭湾快速鉄道計画について、小浜市の松崎市長は、快速鉄道計画を撤退する考えを市議会の全員協議会で示しまして、県と嶺南6市町は年内をめどに今後の使い道を話し合うと報道されています。
 この鉄道促進基金が平成27年度末に嶺南6市町で30億5,230万円、県の支出で50億1,990万円、合計で80億7,220万円の基金となってます。
 美浜町でも2億1,000万円ぐらいの基金積み立てがあると言いますけども、この財源を住民のためにどのように使っていくかというのが、これからの政策的課題になっていくと思います。
 この基金が町財政に返還されるというのであれば、この財源利用して再生可能エネルギーの普及促進のための基金をつくって、行政区とか学校区単位で売電とか、そういうエネルギーによる利益が得られて、その利益をしっかりと行政区や学校区の活動に生かせるような、そういう仕組みをつくるような基金を創設してはどうかと考えています。
 再生可能エネルギーも、一部の事業者や個人が利益を得るのではなくて、再生可能エネルギーを導入した地域に直接利益があるような仕組みをつくれば、人口減少が進む中で、地区の財源を確保していけると思っています。
 その中で、そういう財源を公民館活動や地域の祭りなど、地域行事や地区の除雪組合の運営などにでもいいんですけど、地区のために使える財源になると思うんです。
 財源をどのように使うかということでは、さまざまなビジョンを描くことができるんですが、この町が積み立ててきた鉄道促進基金、2億1,000万円を、今後、どのように使っていくかということで、今後、県と交渉していくことが必要になると思うんですが、町はどのようなビジョンを描いて、県と交渉していくつもりなのか、考えを伺います。


町長

 昨年末に、小浜市を通る新幹線ルートが発表されました。ことしの新年早々の新聞では、京都府まで小浜市から19分ですか、20分かからない、新大阪まで40分を切るという方向性が示されました。したがって、琵琶湖若狭湾快速鉄道の大きな目的であった京阪神との連絡という面では、もうその意味が大半失われたというようなことで、快速鉄道をもうやめていこうということになったわけでございます。したがって、今後は新幹線の早期開通に全力を投入していかなきゃならんというように思ってます。
 一方で、今、議員に御指摘いただいた基金のことでございますけれども、これは松崎市長が今、管理者をしていただいてますので、基金の人については、嶺南地域振興と各市町の振興に役立てる方向で、今後、県と嶺南市町で協議して、平成29年中に結論を出したいということにいたしました。
 これは全会一致でございます。したがって、県の、我々の意思決定も重要でございますし、まずは大きなのは各市町が出した倍以上の基金を県が持っておられます。しかもそれは目的を持った基金でございますので、この嶺南地域、あるいは各市町の役立つ方向で、まずは県に要望していきたいというふうには考えております。その方向性がしっかり決まって、今の基金はもう目的を持って広域行政組合に拠出しとるわけですから、各市町の自由には、今、なりません。
 県の基金を自由にということでもなりませんので、しっかり今後、6市町を連携するものに使えないかというのも、これは議論する必要があるというふうに思ってます。出したものを全部市町にまた返して、市町で使うほうがええのか、6市町で連携できるようなものにしっかり県の資金を投入していただいてやっていくかという議論も必要になってくるんじゃないかなというように思ってまして、これをことしじゅう、平成29年度中と違ってことしじゅうに決めていこうということでございますんで、それが決まり次第、町としての態度も、自由になる部分があれば早急に検討していきたいなというふうに思っております。


河本

 県が積み立てた50億1,990万円あるということから、町が今のところは自由に使える財源じゃないということなんですが、しっかりと交渉していく中で、どういうものが提案されるのかというのも非常に気になります。
 現状では、この積立基金が駅前周辺開発などの鉄道関係の事業にしか使えないのか、もっと自分たちでしっかり県と交渉しながら必要な事業に使って行きたいという考え、見通しは、全く立ってないということですか。


町長

 見通しはまだ明確になっておりません。しかし、まずはやっぱりこの基金を今年度、今年度に取りやめたわけですんで、県にも通告して、県も・・・やめると、来年度の予算化もしません。
 これは県も含めて足並みをそろえました。プラス、そのときには管理者から県の積立金をしっかり嶺南のためにという要望をしておりますけども、明確な、はい、わかりましたとか、まだそういう段階ではありませんので、これからかなというふうに思ってます。


河本

 例えば、鉄道関係に限定されるのであれば、美浜町は町の中心である駅のバリアフリー化がおくれているとか言われていますので、見通しがわかればそういう議論もできると思うんです。
 県との交渉の過程を議会にも示していただいて、しっかりとした議論の中で方向性を決めてもらいたいと思います。
 以上で私の質問を終わります。

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美浜町議会一般質問、河本猛(2017・3) 美浜町議会議員 河本 猛(こうもと たけし)/BIGLOBEウェブリブログ
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