美浜町議会議員 河本 猛(こうもと たけし)

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zoom RSS 美浜町議会(2016・9)本会議・討論

<<   作成日時 : 2016/11/04 16:08   >>

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議案第63号 平成27年度美浜町一般会計歳入歳出決算の認定について

 反対する立場から討論を行いました。

 27年度の歳入決算額は93億5085万円、歳出決算額89億2782万2千円で、実質収支額は3億9685万5千円の黒字、財政調整基金残高は5億2756万9千円と前年度並み、このような数字を見ますと財政健全化が進んでいるかのように見えますが、歳出は前年度より16億196万7千円増加し、過去10年で比較して2番目に高い歳出状況になっています。

 年度末の積立金残高は、多目的屋内運動場やエネルギー環境教育体験施設の建設、また産業団地や住宅団地の整備が要因となり、前年度に比べ6億9701万円減少し、40億9393万6千円となっております。

 地方債残高も平成18年から平成24年までは減少傾向にありましたが、平成25年から上昇に転じ、平成27年度は平成18年の47億7700万円に迫る、46億7167万3千円となり、それに伴って71.9%まで低減させてきた将来負担率が99.6%まで上昇してきております。

 エネルギー環境教育体験施設整備事業、多目的屋内運動場整備事業、歴史文化館の改修工事、総合運動公園の改修事業など大型の建設事業を進める一方で、民生費が2173万円減と住民の福祉を支える予算は伸びてこない。
 大型の建設事を増やして急激に将来負担率を上昇させるべきではなく、特にエネルギー環境教育体験施設整備事業、多目的屋内運動場整備事業などの大型の建設事業に反対してきたので本議案を承認することはできません。

 また、マイナンバー制度に対しても、国民を家畜のように共通番号で管理することは許されず、個人情報の漏えいや「なりすまし」犯罪などの危険が高まることや行政事務のうち役立つと思われるケースが0・01%しかないことを指摘し反対してきました。
 結果的に個人番号カードへの切り替えも進んでおらず、国の事業ではありますが、自治体住民に負担とリスクを与えただけで全くの無駄であったとしか思えません。

 以上 議案第63号に反対する理由を述べました。


議案第65号 平成27年度美浜町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について

 反対する立場から討論を行いました。

 平成27年度の歳入は14億5173万3千円、歳出は13億8682万7千円で、実質収支額は6671万1千円の黒字になっているが、平成20年度に後期高齢者制度が創設されてから決算規模が増加し、平成27年度は過去最大の決算規模となっています。

 決算規模の増加の要因は、共同事業拠出金の制度改正があり、保険財政共同安定化事業拠出金の1億4420万円となっています。
 また、保険給付費が5831万7千円増額する中、被保険者数は2536人から86人が減少して2450人となり、一人当たりの医療費はますます高額になっている状況にあります。

 美浜町のように年齢構成が高く、一人当たりの医療費が高い、加入者一人当たりの平均所得が低い、さらに一人当たり10万円に迫るような重い保険料負担が重なると収納率の低下を招き、保険財政運営がさらに厳しくなります。
 40歳以上の夫婦2人、子ども2人の4人世帯で給与収入300万円、固定資産税10万円というモデルケースの場合、国民健康保険税は40万円を超えてしまいます。40万円を超える負担は、所得ベースでいえば、20%を超えるものです。

 県内でも美浜町は国保税が高すぎます。その要因は高額な医療費と高浜・おおいの倍以上の金額がある国保税の滞納繰越分だと分析しています。
 平成26年度の滞納繰越分は8183万4786円で収納率は15.24%、これを解決しなければ、低所得の世帯には、極めて高額な国保税がのしかかります。

 現在の保険税の現状は、住民の負担の限界を超えているので、本議案を容認することはできません。
 国民健康保険法は、第1条で「この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もつて社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする」と規定し、国民健康保険事業が社会保障であり、かつ国民保健の向上に寄与することを宣言しています。大事なのは、この原点に立ち返って、国民健康保険事業を本来の姿に立ち返らせることです。そのためには、国庫負担を引き上げて、国民の負担を軽減することがどうしても必要です。
 国がこの責任を果たさないのであれば、町が法律の精神に立ち返って、国保税の負担軽減を実行することが求められます。
 以上のことを指摘して、議案第65号に反対する理由を述べました。


議案第66号 平成27年度美浜町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について

 反対する立場から討論を行いました。

 平成27年度の歳入は1億1142万3千円、歳出は1億1136万4千円となり、実質収支も5万9千円の黒字となっています。
 しかし、消費税が増税され年金が減らされる中、医療保険など社会保険料負担の増大が高齢者に大きな不安を与えてきています。
 一人当たりの年間医療費は、県内で3番根に高い順位にあり、監査委員の審査意見書にもあるように、高齢者への健康管理や疾病予防の指導、生きがいづくりなど健康長寿を目指した施策を積極的に推進し、医療費抑制に努めることが必要であるとしています。
 日本共産党は以前から、後期高齢者医療制度はそのしくみとして、後期高齢者の人口と医療給付費(医療費)が増加すればするほど保険料の値上げに直結しており、露骨な受診抑制をもたらす最悪の医療制度であると指摘してきました。年齢による区分から設計された保険制度自体に無理があり、本議案を認めることはできません。
 以上、議案66号に反対する理由を述べました。


議案第67号 平成27年度美浜町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について

 反対する立場から討論を行いました。

 介護保険事業は、「保険あって介護なし」とも言われるように、高すぎる保険料・利用料負担や深刻な施設不足、実態を反映しない介護認定、利用限度額によって利用できる介護サービスが制限されるなど、多くの問題が噴出しています。
 高齢者の人口が増えるにつれ、介護利用者の増加やサービスの充実により保険料も高額になっていきます。
 社会を取り巻く不安定な雇用制度は年々広がり、40代・50代の雇用環境も安定した賃金を得られている状況にはなく、保険料が高額になると家計への負担となり、保険料の滞納者も増加してしまいます。
 美浜町の介護保険料の収入未済額も前年度に比べ58万9千円増えており、552万円8千円と年々増加しています。高額になる保険料と滞納の悪循環に陥らないような対策、住民負担の軽減が図れる財政支援を国に求めるべきであり、高額になる保険料と滞納の悪循環を止めることが出来ていない現状では本議案を承認することはできません。
 
 また、介護給付を受けている高齢者が増えているとはいえ、利用料負担が重くのしかかり、必要な給付サービスを控える高齢者も生まれています。
 利用料の減免についても、国の制度にとどまらず、町独自の減免・軽減策が必要になっています。「保険あって介護なし」といった事態を招かぬよう、公的介護としてしっかり取り組む必要があります。
 以上、議案67号に反対する理由を述べました。


議案第68号 平成27年度美浜町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

 反対する立場から討論を行いました。

 簡易水道事業については、各行政区が積み立てをしていた財源を取り崩した件で、「簡易水道についても町が一元管理するようになったのだから財源は町が責任を持つべきであり、積立金も一本化するか、各行政区に返すべきだ」という質疑が予算決算常任委員会でありました。
 この件については、昨年も議論し、私も同じ考えであるので議案に対して反対討論した経緯があります。昨年から改善が見られないので本議案は容認することができません。
 以上 議案第68号に反対する理由を述べました。


議案第75号 平成28年度美浜町一般会計補正予算(第2号)


 反対する立場から討論を行いました。

 本議案は歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ6億3769万1千円を追加し、歳入歳出予算の総額を98億20万2千円にするものであります。
 今回の大型補正が通れば、過去最高の予算規模になり、あわせて地方債や町の将来負担率も増加します。
 これから町の財源も厳しくなる中、際限なく予算規模を膨らませることは町財政の悪化に加え、住民負担が増すことにつながります。限られた財源の中で、来年度に回せる事業は先延ばしにするとか、多すぎる事業計画の委託料を減らす努力をするべきです。

 エネルギービジョン策定事業やウエルカム美浜人プロジェクト事業、発酵熟成ブランド推進事業など期待できる事業もありますが、事業計画の委託料が高すぎるという懸念を払しょくできないので本議案を承認することはできません。

 また、エネルギー環境教育体験施設の整備事業に6198万9千円が計上されており、この施設に関しては、維持管理費にお金がかかる上に採算性のない施設は必ず住民の将来負担になり、6億円の運営費が枯渇すれば住民サービスに使える財源まで繰出す結果になることをこれまでも指摘してきたので、本補正予算を認めることはできません。

 以上、議案75号に反対する理由を述べました。


9月議会 「河本たけし」議案に対する賛否の判断

■ 議案第63号 × 平成27年度美浜町一般会計歳入歳出決算の認定について

■ 議案第64号 ○ 平成27年度美浜町診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について

■ 議案第65号 × 平成27年度美浜町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について

■ 議案第66号 × 平成27年度美浜町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について

■ 議案第67号 × 平成27年度美浜町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について

■ 議案第68号 × 平成27年度美浜町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

■ 議案第69号 ○ 平成27年度美浜町集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について

■ 議案第70号 ○ 平成27年度美浜町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

■ 議案第71号 ○ 平成27年度美浜町産業団地事業特別会計歳入歳出決算の認定について

■ 議案第72号 ○ 平成27年度美浜町住宅団地事業特別会計歳入歳出決算の認定について

■ 議案第73号 ○ 平成27年度美浜町道路用地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について

■ 議案第74号 ○ 平成27年度美浜町上水道事業会計決算の認定について

■ 議案第75号 × 平成28年度美浜町一般会計補正予算(第2号)

■ 議案第76号 ○ 平成28年度美浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)

■ 議案第77号 ○ 平成28年度美浜町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)

■ 議案第78号 ○ 平成28年度美浜町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)

■ 議案第79号 ○ 美浜町手数料条例の一部を改正する条例の制定について

■ 議案第80号 ○ 美浜町公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

■ 議案第81号 ○ 美浜町放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例の制定について

■ 議案第82号 ○ 平成28年度大規模修繕・更新補助事業町道佐柿・郷市線耳川橋改築工事請負契約について

■ 議案第83号 × 美浜町総合運動公園野球場改修建築工事請負契約について

■ 議案第84号 × 美浜町総合運動公園野球場改修電気設備工事請負契約について

■ 議案第85号 × 美浜町総合運動公園運動場改修工事請負契約について

■ 同意第3号 ○ 教育委員会委員の任命について

■ 諮問第2号 ○ 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて

■ 発委第2号 ○ 地方財政の充実・強化を求める意見書提出について

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