美浜町議会議員 河本 猛(こうもと たけし)

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zoom RSS 美浜町産業厚生委員会(2016・3)要旨

<<   作成日時 : 2016/04/28 22:46   >>

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 今年度から産業厚生常任委員会の副委員長になりました。住民の意見を議会に反映できるよう議員活動も委員会の実務もがんばります。


(1)議案第34号 美浜町町道川東29号線道路改良事業基金条例の制定について


質疑: マイナス金利政策が及ぼす影響は、積立基金全般に関わると思うが、どのような影響があると考えているのか。

回答: 基本的には、市中銀行が日銀に預ける場合の金利が一部マイナスになるという国の政策であり、マイナス金利だからといって、町に対する金利がマイナス金利になるわけではない。しかし、市中銀行の金利は、低下傾向にあると思われる。

質疑: 川東29号線は、どこからどこまでの事をいうのか。

回答: 藤ノ木橋の右岸道路から約130mの工事を行い、そこから北に向かい、森山板金の交差までの間、75.4mが川東29号線となる。今回の工事終了後、町道認定の変更を行いたいと考えている。

質疑: 27年度に用地買収、28年度に基金積立となっているが、工事は29年度に行うのか。それとも28年度中に終わるのか。

回答: 27年度に用地測量・用地買収。28年度中に工事を行い、年度の中ごろには工事を終了したいと考えている。

質疑: 川東29号線から中寺橋まで整備区間を延長するべきだという話を良く聞くが、整備区間を延長するという考えはあるのか。

回答: 現在計画は、126mで拡幅工事となると河川敷となり、用地買収なども難しい部分が出てくる。今のところ最低5mの道路幅を確保するという計画で進めている。

質疑: 基金に属する現金は、「金融機関への預金その他最も確実かつ有利な方法により保管しなければならない」と書いてあるが、基金を預金している金融機関、「農水産業協同組合」が他の金融機関よりも有利な点というのはどのような所にあるのか。

回答: 農水関係の金融機関には、農水産業協同組合保険法というものがあり、一般論として全国的な金融機関の中でもセーフティーネットが高いという所が「有利な点」と考えている。

質疑: 提案されているすべての基金条例に関係するが、条例制定の段階で、すでに基金積立の金額が決まっている事について、手順に問題はないのか。

回答: 3月定例会の中で、同時に予算、条例の提案をしており、どちらかが否決された場合は執行ができないので、予算と条例の提案は表裏一体のもので、手続き的にも問題はないと考えている。

質疑: 条例制定というのは、12月議会で条例制定して、3月議会で予算を提案するというのが本筋ではないかと考えている。同時並行で予算と条例を提案するという形が、予算決算常任委員会で予算を採択し、そのあとに条例制定についての議案を審議するというチグハグな関係になっている事について、問題が出てくると懸念を持っているが、それでも問題はないと考えているのか。

回答: そういった所の懸念は我々も持っています。本会議で条例が可決されなければ予算・積立の執行はできないので、条例についても可決されるように努力することが必要だと考えている。


(2)議案第35号 美浜町産業団地事業特別会計減債基金条例の制定について


質疑: 目的が達成されたらなくなるたぐいの条例だと思うが、期間としてはいつまで減債基金を積立てる計画か。

回答: 産業団地の事業は、平成25年から始まり、平成35年までに県からの貸付を一括返済しなければならない。平成34年度まで、無利子償還の約8億9,000万円の積立を行う計画になっている。

質疑: 産業団地事業特別会計の事業債は、現在高の見込額を10億1,050万円としているが、約8億9,000万円が減債基金積立の最高額と考えてよいのか。

回答: 全体の事業費は17億円ほどになるが、その中の財源として返さなくても良い補助金と貸付金があり、その貸付金、約8億9,000万円を減債基金で積立て返済するものである。

質疑: 産業団地事業特別会計には、当該年度中の起債見込額として7,500万円という記載があるが、本年度中に7,500万円の償還が発生するという事なのか。

回答: この起債については、本年度の予算の中で、借り受けをするのが7,500万円ということである。

質疑: 議案36号の企業誘致助成事業基金条例では、積立てる財源を電源立地地域対策交付金と明記しているが、この減債基金条例の財源はどうなっているのか。

回答: 誘致する企業に売却した収益金を財源として、この基金に積立てるものである。

質疑: 産業団地の土地が売れ残り、基金にお金が貯まらず、県への返済が困難な場合は、どのようになるのか。

回答: 一般財源で返済することになる。

質疑: 産業団地の土地が順調に売れた場合は、1,200万円から1,300万円の利益が出てくると聞いているが、逆に土地が売れ残った場合は、土地の価格を安くするという事も考えているのか。

回答: 土地売却の想定の価格は、1u当たり13,000円程度を想定しているが、28年度工事の予算が確定しておらず、まだ土地の売却価格を確定する段階ではないと考えている。


(3)議案第36号 美浜町企業誘致助成事業基金条例の制定について


質疑: 手厚い誘致助成をするほど、従来から存在する企業の不満が出てくるので、地元企業への助成も考えてもらいたいと考えるが。

回答: 第五次美浜町総合振興計画や美浜総合戦略の中で、地域の人の流れと仕事を作り出すことを議論し、雇用創出や仕事を起こす起業支援なども町内の金融機関と連携を取り、行っていく事を考えている。
 また、従来から地域に根ざしている商店街や起業家の方の支援も商工観光課と連携を図りながら取り組んでまいりたい。

質疑: ノーマンなど、町としても誘致した企業に対して補助を出している。補助金を出した企業に対してのチェック機能は果たせるのか。

回答: 誘致条例に基づく企業については、当然、調査を行い将来性や地域貢献、経済的波及効果などが見込める企業であるべきだと考えている。条例に基づいて、助成金や雇用促進助成金を出した企業は、行政としてしっかりチェック機能を果たしていきたい。


(4)議案第37号 美浜町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について


質疑: 保健師や看護師、准看護師についても保育士とみなすことができるという規定があるが、保育士の資格を持っている方からの苦情は出ていないのか。

回答: 条例に関する施設については、小規模保育事業所A型(定員が6人から19人のマンションなどの一室で行っている小規模保育施設)と保育所型事業所内保育事業所(大企業が従業員のための事業所内保育所を設け、更に近隣の子どもを受け入れる場合の保育施設)の二つであり、美浜町には条例に該当する施設はなく、そのような苦情は出ていない。

質疑: 美浜町に関係のない条例であるなら、保育士の専門性が失われるような条例を定める必要はないのではないか。

回答: 根拠となる法律が改正されたことにより、町の関連する条例を改正するものである。

質疑: 幼稚園教諭・小学校教諭などの免許状を持っている先生も保育士の数に算定することができることになっているが、基本的に幼稚園は3歳以上の子どもが通うところで、3歳未満の子をどう保育していくのかについて、幼稚園・小学校の先生では保育士の専門性を有するほど、そこまで深く勉強されているわけではないので、保育の質的低下、利用者の不安につながるのではないか。

回答: 美浜町内保育園での非常勤保育職員は、正規職員の補助的な役割を担うために配置しており、非常勤職員の方だけで子どもを見ることはない。
 また、非常勤職員の方は、保育士・幼稚園教諭の資格を持った方が従事しており、今後も現在の体制を維持していきたいと考えている。

質疑: 保育士は、長時間にわたり子どもにつきっきりで、労働環境としてハードな上に、仕事の合間に職員会議なども開かなくてはならない。非常勤の方も含めて美浜町の保育施設はどのような状況なのか。

回答: 国の基準では、子どもの年齢や数によって最低限配置しなければならない保育士の数が定められているが、美浜町の3つの保育園では法令に定める人数よりも2人ないし3人、正職員の保育士を多く配置している。
 また、美浜町では、気がかりなお子さんの状態によっても保育士を更に多く配置している。

質疑: 保育士は労働賃金が安いという問題があげられるが、自治体の中には、保育士確保のために家賃補助を行っている自治体もある。補助金制度は、経済的負担の軽減にとどまらず、仕事の安定化、定住化、更には保育士が結婚できる環境の整備につながり、多重の効果が生まれる。
 条例のような規制緩和をするのではなく、保育の質を高めることを考えるべきではないか。

回答: 保育の質を高めることは重要だと考えている。厚生労働省の賃金構造基本統計調査では、県内の民間保育園の場合、平均勤続年数が7.4年となっており、8年経過したら大半の方が辞めてしまうという統計結果が出ている。
 しかし、美浜町の場合は、平均年齢が38.8歳で、定年まで勤めることができる環境にあり、ベテランの保育士が保育園を運営しているので、心配はないと考えている。

質疑: 将来、会社が保育施設を設けるとか、小規模保育施設が出来た場合に行政からの補助は受けることができるのか。

回答: 民間の参入を阻害するものではないので、民間の保育施設が開業されれば国からの補助制度を受けられる。


(5)議案第38号 美浜町デイサービスセンターの指定管理者の指定について


質疑: デイサービスセンターの指定管理業務に要する経費は、介護保険収入、利用者負担等を充てるものとすると書いてあるが、美浜町から社会福祉協議会に2,000万円の運営費補助を出していることについては、どのように考えているのか。

回答: 社会福祉協議会に2,000万円の運営補助を出しているが、美浜町のデイサービスセンター「ほほえみ」に関しては、デイサービスセンター内で収支を図り運営している。
 平成26年度については、介護保険収入が350万円ほどの黒字になっており、この黒字分で社会福祉協議会が地域福祉活動を行っている。

質疑: 社会福祉協議会の運営で住民から不満の声は上がっていないのか。

回答: 大きな不満は出ていないと思われる。美浜町内でケアマネを補いきれなかった件について、社協に確認したところ、ケアマネの方が産休をとっていたため外部の方にケアプランをお願いした経緯がある。
 しかし、4月からは復職されるので問題は解消されると考えている。

質疑: 施設の規模や状況は変更せずに引き続き指定管理を行うという事か。

回答: 指定管理については、平成13年から始まり、今回で3回目の契約更新になる。前回と同じ要件・内容で指定管理者を更新するのではなく、仕様書を追加して必要な修繕計画や災害時の対応マニュアル、自己評価なども出してもらうようにしている。
 また、リスク分担表も改正して補修の線引きを明確にし、20万円以下のものは社協で行い、20万以上のものについては協議を行うことにしている。

質疑: 現在、20万円以上の修繕計画というのはあるのか。

回答: 20万円以上の修繕については、施設内で使っている道具や社協で導入した設備などは100万円を超えていても社協で直している。
 本来あるべき施設や仕様書に書かれている設備の中で20万円を超えるような修繕が必要なものについては、現在のところ、避難通路にもなっているベランダの部分から建物内に水がしみ込んでおり、調査を行っている段階ではあるが、防水の修繕工事が発生する可能性が生じている。

質疑: 美浜町には「湖岳の里」「やはず苑」「ほほえみ」などがあるが、各事業者が介護士や利用者を取り合い、偏りが生じることはないのか。

回答: ケアマネの方が所属する事業所向けだけのケアプランを立て、全部自分の事業所に利用者を引き込もうとすると、減算という罰則を受けることになるため、民間施設も含めてバランスよく施設を利用することが求められている。

質疑: 概要に書いてある「経費の縮減を図る」というのは、修繕や補修に関わる経費を計画の中で縮減させるという意味で、利用者に関わる部分で経費を縮減するという事ではないと考えてよいのか。

回答: 利用者の方に負担をかけてはいけないので、修繕・補修計画の中で経費の縮減を図るものである。また、町が職員を雇用し、直接運営するよりも、町社協の指定管理とする方が、人件費においても経費の縮減が図られると思われる。

質疑: デイサービスの利用を敦賀の事業者に頼むことも多いと聞いたが、なぜ敦賀の事業者を利用するのかという原因はつかんでいるのか。

回答: 調べてみると、家族の方が敦賀にいて事業所からの送り迎えが行いやすいなどの理由や利便性が良いなどの口コミで敦賀の事業者を利用する場合がある。
 また、社協では町内在住の職員が多く、近所の方に下の世話をしてもらうのは抵抗があるという方が、あえて隣接地域の施設を利用するというケースもあると聞いている。

質疑: 委託先の施設やケアマネの充実で、近隣の町から人を呼び込んでいるのか。それとも、美浜で受けたいけれども、施設やケアマネの不足で近隣の町へ人が流れるという事が起こっているのか。状況はどうか。

回答: ケアプランのケースでは、昨年度377件の内、町内が192件、町外が185件で、約半数が町外でケアプランを立てている状況である。
 しかし、ケアプランはあくまでも計画事業所であり、美浜の施設やケアマネが不足しているから敦賀に行くというのではなく、実際には家族に近い所で介護・介護予防サービスを受けている状況であり、町としてもこれまで以上にサービスの向上を図るよう指導していきたいと考えている。町内のケアプランの充足については100%できていると考えている。


委員会採決の結果


(1) 議案第34号 美浜町町道川東29号線道路改良事業基金条例の制定については、全員賛成をもって承認することに決しました。河本賛成○

(2) 議案第35号 美浜町産業団地事業特別会計減債基金条例の制定については、全員賛成をもって承認することに決しました。河本賛成○

(3) 議案第36号 美浜町企業誘致助成事業基金条例の制定については、全員賛成をもって承認することに決しました。河本賛成○

(4) 議案第37号 美浜町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、賛成多数をもって承認することに決しました。河本反対×

(5) 議案第38号 美浜町デイサービスセンターの指定管理者の指定については、全員賛成をもって承認することに決しました。河本賛成○

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