美浜町議会議員 河本 猛(こうもと たけし)

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zoom RSS 福井しあわせ元気大会について質問しました。美浜町議会(2016年3月)一般質問・河本猛

<<   作成日時 : 2016/03/25 17:31   >>

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 1、からだの不自由な方の雇用政策について 2、全国障害者スポーツ大会(福井しあわせ元気大会)について 3、美浜町新庄〜滋賀県高島市間の道路整備促進期成同盟会について、質問しました。3では、原発事故による避難が困難な美浜町の現状、高木パンツ大臣の件についてもふれています。

1、からだの不自由な方の雇用政策について

河本 日本共産党の河本猛です。

 からだの不自由な方の雇用政策について質問いたします。

 私たちも何らかの事象で障害を抱え、体が不自由になる場合も考えられます。それが先天性、後天性にかかわらず、私たちが生きている近代民主主義の社会においては、基本的人権が尊重され、一人の人格ある人間としての尊厳が保障される社会でなければなりません。

 また、からだの不自由な方の自尊心や自己決定が重視され、個人の自立、自立の尊重を保障し、多様性ある人間の一人として雇用や医療を受ける機会も含めたあらゆる社会生活の場面においても社会参加の権利を実現させるという役割が地方自治体には求められています。

 そこで、地方公共団体などの障害者雇用制度について伺っていきます。

 からだの不自由な方が自立し、多様性ある一人の人間として社会参加するためには、一般労働者と同じ水準で常用雇用労働者となり得る機会が必要です。

 国は常用労働者の数に対する割合で障害者雇用率を設定して事業主などに障害者雇用率の達成義務を課すことによって、からだの不自由な方が常用労働者となり得る機会を保障しています。

 そこで確認しておきますが、この障害者雇用制度の地方公共団体における法定雇用率は何%ですか。


町長 今、河本議員から障害者の問題についてご質問いただきました。

 私も議員仰せのとおり、人権問題あるいは雇用問題、障害者の皆さん方の社会参画という面等からも非常に重要な問題であるというふうに思っております。

 これは知的障害者も含めて考えていかなければならないというふうに考えておりまして、ハートフル対応も障害者の団体の皆さん方と毎年特別にそういう機会をもって意見をお聞きをいたしております。

 極力、その意見は、要望は実現してきたというふうに思っておりますが、なかなか多岐に非常にわたっておりまして、十分でないという面があるかなというふうに思っていますが、今、議員ご質問の雇用率等の現状についてはそれぞれ担当課のほうからお答え申し上げたいというふうに思います。


総務課長 それでは、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。

 ただいま議員のほうから民間企業、国、地方公共団体、障害者の雇用の促進等に関する法律に基づいてのいわゆる法定雇用率のことについて御質問をいただきました。

 国や地方公共団体、48人以上の機関につきましては、この率につきましては法定雇用率2.3%ということで示されているところでございます。


河本 率は2.3%ということなんですが、国が拡大してきた派遣労働などの不安定雇用で労働賃金は下がり、1997年を100としますと実質労働賃金は13%も下がっております。

 近年の統計でもアベノミクスによって大企業が史上空前の利益を上げる中で、実質労働賃金は4年連続下がっておりまして、労働者を取り巻く環境は悪化を続けております。

 労働者は依然として厳しい状況に置かれている、そのような状況でありますけれども、障害者雇用率制度に基づく雇用義務を履行しない事業者には法律に基づき雇い入れ計画の作成命令などの行政指導を受けるとともに、その後も改善が見られない場合は名前が公表されるようになっています。

 美浜町はこの2.3%の法定雇用率を達成できているのでしょうか。雇用率と雇用者数を示していただきたい。


総務課長 お答えをさせていただきます。

 本町だけじゃなくて、実は福井県内におきましての市町の機関、障害者の在職状況といいますのは、既に公表がなされておるところでございます。

 そこで本町の達成状況等につきましてという御質問でございますが、本町の障害者の雇用率は2.59%でございまして、雇用者数は3人でございます。

 よって、この法定雇用率は達成しているといった状況でございます。


河本 達成しているということなんですけれども、地方公共団体に課せられている障害者雇用率には一般の民間企業の障害者雇用率に比べて何か違いがあるのか、どのような規定が定められているのか伺います。


総務課長 冒頭申し上げましたように、法律に基づきまして国、地方公共団体だけではなく、民間企業も、こういった雇用の義務があるということでございまして、この50人以上の従業員がいる民間企業につきましては2%というような率が定められているところでございます。以上です。


河本 私の質問は、パーセントというよりも、どのような規定が民間と比べてなされているのかという質問なんですけれども、それにはまだお答えになっていないと思うんですが。


総務課長 今ほど申し上げましたように、民間企業につきましては2%であり、国、地方公共団体、美浜町においてもこの2.3%、こういった違いがあるといったところの説明をさせていただいたところでございます。


河本 調べてみますと、一般の民間企業の障害者雇用率を下回らない率をもって定めるということも規定されています。

 公共性に鑑みても、必要とされているからこそ一般企業よりも厳しい規定、基準を定められていると考えているんですが、同じように都道府県などの教育委員会に課せられている法定雇用率は何%でしょうか。


総務課長 教育委員会に示されております法定雇用率は2.2%でございます。ただし、この機関につきましては50人以上の規模の機関であるということになっておりますので、本町のこの教育委員会部局につきましては50人未満でございますから、この法定雇用率の対象外であるということでございます。


河本 本町は対象外ということですが、都道府県の教育委員会にはこの法定雇用率が定められているわけで、福井県の法定雇用率を県全体で達成できているのかどうかというのを伺いますけれども、先ほどと同様に、雇用率と雇用者数示していただきたい。


総務課長 県のほうの雇用率等につきましても調べさせていただきました。

 県の雇用率は2.31%でございまして、雇用者数は86人でございます。よって、法定雇用率は達成しているといった状況でございます。


河本 雇用率達成されているということなんですけれども、対象外になっている美浜町の教育機関は、その数の達成が全てではなくて、特に福祉や教育機関では行政窓口での親身な対応が求められています。

 社会生活の中で同じ悩みや苦労が理解できてこそ行政と住民の深いつながりやきずなができて住民福祉の向上もより発展していくと思うんです。

 体の不自由な方を地方公共団体が積極的に常用雇用、いわゆる正規職員として雇用することで福祉のまち、人権のまちとしての役割を果たして、同じような環境で暮らす住民の願いにも親身になって答えることができる行政運営ができるようになると考えているんですが、体の不自由な方の雇用政策について町長の考えを伺いたい。


町長 私の基本的な考え方は冒頭申し上げました。議員申されたとおり、非常に重要であるというふうに考えております。

 これは、今、議員主に役場の関係を中心にご質問いただきましたけれども、今日まで町内には幾つかの障害者の雇用を確保しなきゃならんという団体がございます。

 例えばはこべの家に対する雇用拡大のために、新庄の雲谷地区にかぐや姫か、いろいろ水田の麦をまく床をつくる施設なんですが、そういうものを非常に町として大きな補助をさせていただきました。

 また、はこべの家の事業拡大に伴うために、このなびあすの中にも喫茶店、軽食する場所がございますけれども、そういうことを委託をいたしております。

 ほかにも株式会社の和さんとも相談あれば協力をさせていただいておりまして、従来からそういう障害者の雇用の場の確保ということには御相談があれば議会の同意を求めながら進めさせていただいておる現状でございます。

 今後ともそういう大きい団体できちっと雇用をやっていただいていますので、そういう要請があれば御相談に乗って、できるだの支援をやっていきたいなというふうに考えております。


河本 町としても積極的にやっていくということですけれども、第五次振興総合計画や来年度の予算の中でも美浜町の将来像として、「みんなで つくり つなぎ 集う うまし美浜」を目指して基本目標を掲げ、文化、福祉、仕事などの分野で「みんなで築く協働のまち」などの人と人との「きずな」を大切にした政策が提案されています。

 こういう「きずな」を大切にした基本目標や政策を言葉どおり実現していくためには、からだの不自由な方や気がかりな方も一緒になって町の取り組みに参加していく必要があります。

 また、そういう取り組みの中で、他人に対する気遣いだとか思いやりが生まれると思うんです。

 人に優しくするというのも、「きずな」を深める第一歩だと考えております。

 からだの不自由な方が町の取り組みに積極的に参加して自立した生活を送るには、やはり安定した雇用というのが必要不可欠でありますので、安定した雇用政策、ぜひとも先ほど町長言われたように充実をしていただきたいと強く求めます。


2、全国障害者スポーツ大会(福井しあわせ元気大会)について

河本 次に、障害者スポーツ大会、いわゆる福井しあわせ元気大会について質問いたします。

 平成30年に行われます福井国体については、ボート、軟式野球が競技会場となり、PRや施設の改修も積極的に行われていますけれども、国体終了後に行われる全国障害者スポーツ大会、福井しあわせ元気大会については、競技種目や競技会場、地元出場選手などの周知、宣伝が弱いと考えています。

 大会の競技種目はサッカー、バスケットボール、水泳、ボーリングなどがあり、さらに身体障害者が出場できる競技、知的障害者が出場できる競技、精神障害者が出場できる競技と分かれておりまして、多くの競技が福井県内で行われます。

 美浜町を会場とする競技種目は、どのような種目があるのか示していただきたい。


町長 平成30年に福井県で福井しあわせ元気国体、それから障害者の皆さん方の福井しあわせ元気大会が開催をされます。

 美浜町での取り扱いは、今一緒になって実行委員会で取り組んでいこうということで取り組みを行っております。

 昨年の10月17日に体育館でしあわせ元気国体と障害者の皆さん方の大会について認定証をお渡しさせていただきました。

 そのときには美浜町で、これはオープン競技なんですが、ゲートボール場が完成をされるというのを見越して県の障害者のほうからのお申し出もあってぜひ誘致をしていきたいということで承諾をさせていただきました。

 ゲートボールがオープン競技としてこの屋内を使って行われるというのが決定をいたしております。

 そのときには美浜町でできることは、向こうから申し出があったんですが、協力をさせていただきたいということで、先ほど言いました福井しあわせ元気国体と同様な体制で取り組んでいきたいというふうに思っておりますし、基本的にはよりおもてなしというのが非常に重要になってきますので、今後、そういうことも念頭に置いて進めていきたいというふうに思っています。

 ちなみに、この障害者のしあわせ元気大会につきましては、議員おっしゃったオープン競技も入れますと、正式種目として13、それからオープン競技として3競技、計16競技あるんですが、実施される場所は9つの市は全部何かの競技が行われます。

 町では、町という単位では永平寺町と美浜町2町のみが実施されるということで、本町ではゲートボールが身体障害者の皆さん方の大会として行われます。

 私は、話申し上げるときには、同時に行われるんだというPRを今行っておりまして、その実行委員会でもこの障害者の皆さん方の対応、もてなし、これが特に重要になってくるんじゃないかなというふうに考えております。


河本 質問内容以上のことを答えていただいたんですが、町としてはゲートボールということで、競技には個人競技、団体競技、オープン競技と分かれていて、ゲートボールはオープン競技に入るということなんですが、そのオープン競技なんですけれども、障害者スポーツの中でオープン競技の意味をどのように捉えたらいいのか非常にわかりにくいので、簡単にですけれども、その内容を説明していただきたい。


特命幹 先ほど町長からも話をさせていただきましたように、元気大会では正式競技が13競技、その中でも個人競技もございますし、団体競技もございます。

 それから、オープン競技につきましては3競技になっております。卓球、バレー、それから車椅子のテニス、それと本町で開催をされますゲートボールになります。

 オープン競技につきましては、正式競技のほかに広く障害者の間にスポーツを普及する観点から有効な競技ということでオープン競技としての位置づけがされます。

 オープン競技につきましては競技運営の主管団体があるんですけれども、ゲートボールにつきましては福井県の身体障害者福祉連合会が競技運営主管団体として位置づけられております。


河本 障害者に対する理解が深まってさらなる振興が期待される競技ということで、美浜町ではゲートボールが行われるということなんですが、ゆうあいひろばのゲートボールコートや新たに建設された多目的屋内運動場、西郷健康広場を活用すると思うんですけれども、競技開催の問題点として運動施設内の設備や用具ですね。また、人間がつくる社会関係や組織、人がもたらす雰囲気や価値観などの人的環境の不備でも問題が出てくると思うんです。

 現在、身体障害者に比べると知的障害者や精神障害者の多くはスポーツを楽しんで汗を流す快感を満喫するという状態に長い間置かれていなかったこともありまして、社会的にも知的障害者や精神障害者への理解、認識がまだまだ浅い状態にあると考えています。

 そこで伺いますけれども、競技開催についての問題点というのを行政はどのように考えているのか、伺います。


特命幹 本町でのゲートボールでございますけれども、ほかの競技とも関連はすると思うんですけれども、問題点としまして、参加される障害者の方のいろんな形のものが出てくると思います。

 例えば手話通訳が必要な場合もございますし、多目的トイレを増設する必要もあるかもしれませんし、介添者の方の確保とか、ボランティアの確保、それにさまざまな障害をお持ちの方がお見えになると思いますので、障害に応じた対応というのが必要になってくるかなと思います。

 それと、全国からお見えになりますので、やっぱり車で現地までは最終的にはお見えになると思いますので、駐車場の確保なども対応を考えていかなければならないかなと、現状ではそういうところの課題があるんではないかなという形で事務局としては考えております。


河本 気になっているのは、会場のバリアフリー化がしっかりできているのかということや、ボランティア、運営スタッフがしっかり競技のルールを把握して補助対応の方法を理解しているのかということなどなんです。

 また、宿泊や移動手段についても宿泊場所や公共交通の機関でバリアフリーが実現されているのか、もしくは大会までに実現するのかということなどなんですが、その件に関して、具体的な検討課題というのは実際に上がっているんでしょうか。伺います。


特命幹 県の実行委員会の中でも、元気大会のことにつきましてはいろいろとこれから協議を重ねていく。競技団体との協議を重ねていくという形になります。

 このゲートボール大会につきましては、先ほども申し上げましたように、福井県の身体障害者福祉連合会が自主運営を行う形になります。会場、それから運営スタッフ、それから宿泊移動手段において全て一応福井県の身体障害者福祉連合会が行う形になります。

 ゲートボール競技につきましては、オープン競技でございますので、輸送については原則参加者が自前で行うという形になっております。

 いろんな形のことを言われておりますけれども、私どもとしてはせっかく福井県美浜町で開催される大会でございます。

 選手、役員、それからボランティア、それから応援の方、全ての方が競技なり応援に専念できる環境、福井県の美浜町に来ていい大会だったなというような大会にしたいと念願しておりますので、また実行委員会等で国体の終わってからすぐの大会になりますけれども、そんな形で美浜町で美浜町の大会はよかったなと思われるような大会にしたいという意気込みで対応をしていきたいと考えております。


河本 そのように積極的にやっていただきたいんですが。会場となる運動施設や公共交通についてのバリアフリー化、人的環境の強化については高齢者社会への対応にもつながるので、ぜひ積極的に行っていただきたい。

 それから、課題の一つといたしまして、障害者スポーツの競技にかかわる指導者が不足しているということも言われます。

 現在、美浜町で行われている障害者スポーツにはどのような競技種目があるのか、伺います。


福祉課長 ●●について私から御説明申し上げます。

 毎年、美浜町におきましては、町の身体障害者福祉協会がゲートボール大会ですとか、ニュースポーツ、これはフライングディスクですけれども、これの体験会等を開催しております。

 また、町の社協ではユニバーサルスポーツ大会も開催しております。また、嶺南の東特別支援学校が毎年ゆうあいひろばを使いまして運動会等も開催しております。

 また、昨年には総合体育館におきまして全国身体障害者スポーツ大会の東海地区並びに北信越ブロックの車椅子バスケットボールの予選大会が開催されております。

 県内で開催されます福井県身体障害者スポーツ大会にはフライングディスクの競技に7名、陸上競技に1名が美浜町からも参加されております。以上でございます。


河本 国体では、福井県の代表になった選手は地区や町を挙げて大きく宣伝されますけれども、福井しあわせ元気大会で行われる障害者スポーツの競技の中で、先ほど7名出場すると言われていましたけれども、町を挙げて取り組み。出場者の方の宣伝、地区や町の宣伝というのは行われるんですか。


福祉課長 この種目自体が今おっしゃられるように、まだポピュラーな部分でございませんので、今後、そういう種目に関しまして広く周知していくことも今後大切かと思っております。


河本 国体では、各市町で開催する競技種目を強化するようになっていると思うんですけれども、障害者スポーツにおいては、この選手の強化ということは実施されているんですか。


福祉課長 まず、健常者を対象といたしました福井しあわせ元気国体では、開催しますと各競技団体が中心となりまして強化が行われております。

 これに対しまして、身体、知的、精神の障害を持った方を対象としました福井しあわせ元気大会に向けて、団体競技におきましては特別支援学校ですとか、福祉事業所、あと社会人、あと競技団体等を中心といたしまして選手の強化が進められております。

 美浜町から唯一、この認定選手が所属いたしますフットベースボールチームにつきましては、嶺南東、あと嶺南西の特別支援学校が中心となって選手強化が進められております。

 これは同種目の会場のほうが敦賀市で開催されるということもございまして、この嶺南の西、東の特別支援学校がその強化の中心になっているのかと思われます。

 しかしながら、陸上競技等の個人競技につきましては、県内全域を範囲として特別支援学校ですとか、一般企業、あと過去の大会の入賞者に対しましてしあわせ福井スポーツ協会から選手の掘り起こしを進めておりますけれども、現時点におきましても目標選手数に達していない種目があると聞いております。

 それは陸上と卓球というふうに聞いております。以上でございます。


河本 選手や指導者の育成というのは重要なこれからの課題だと思っております。

 そこで学校教育の現場でも体の不自由な方がスポーツを楽しめ、参加意識を形成していける教育環境の整備が必要だと思っているわけですが、既に学校現場で取り組んでいることなどはあるんでしょうか、伺います。


教育長 現在、学校現場の中では運動に支障を来すような児童生徒は通学をしておりませんので、きょう今日ではこれをやっておるというようなことはございませんが、過去におきましては運動に参加しにくい児童生徒もおりまして、そんな場合には支援員が横について、できるだけ同じような運動ができるように指導はしてまいりました。

 どうしても体の都合等でこれはできないという場合には、外れたところで支援員とまた別の運動を考えながら、運動を楽しむ、そういう取り組みはしてまいりました。


河本 現在、体の不自由な児童はいないということですけれども、町内には嶺南東特別支援学校がありますから、連携して、ともにスポーツを楽しむということをやっていくべきだと思うんです。

 ともにスポーツを取り組む中で、思いやりのある成長が促されたり、障害者スポーツへの参加意識、理解認識も深まっていくと思うんです。

 そのような教育環境が、行く行くはボランティアだとか、運営スタッフ、または競技指導者となるきっかけをつくることになります。

 また、人的環境の強化にもつながっていくと考えておりますので、ぜひ課題の一つとして検討していただきたいんですが、検討をするのかしないのか、伺います。


教育長 現在のところ、嶺南東特別支援学校等は学習面とか、そういう交流はしております。

 今後はそれに体育の面でも運動の面も広げながら交流をしていくことを検討してまいりたいというふうに思います。


河本 ぜひやっていただきたい。

 学校教育や社会生活の中でも福井県内もしくは嶺南地域ぐらいの規模で、今ある社会資源を生かして障害者スポーツへの参加を促す取り組みが必要だと考えているんですが、町長の考え伺います。


町長 冒頭申し上げました障害者の皆さん方の社会進出等を促すためにも、いろんなスポーツがありますが、そういうスポーツに参加を促していくことは必要だろうなというふうに思っております。

 県のほうではしあわせ福井スポーツ協会というのをいろいろ広い団体で23団体が参加しておるというふうに聞いていますが、国体あるいは東京のパラリンピックに向けて設立をされておるというふうに聞いています。

 そういったことを連絡もとり合いながら、今議員おっしゃったように促していくことが必要であるというふうに思っていますので、まずはやっぱり県でそういう団体をつくっていただきましたんで、連携とりながらやっていきたいなというふうには思います。


河本 今ある社会資源を生かして、なおかつ、からだの不自由な方が取り組みやすいスポーツの一つといたしまして市民マラソンも挙げられるんですが、それには、からだの不自由な方が気楽に市民マラソンへ参加できる環境づくり。先ほども申し上げましたけれども、人的環境が重要になってきます。

 今ある社会資源といたしまして、美浜には五木マラソンがあります。

 五木マラソンで、からだの不自由な方も一緒にマラソンを楽しめる環境づくり、その取り組みを機に福井しあわせ元気大会への機運を高めてはどうかと思っています。

 ことしは企画運営上、間に合わないかもしれませんけれども、来年からはタイムを競うだけではなく、からだの不自由な方も一緒にマラソンに参加することができて、誰もが人間らしく、人に優しく接することができるマラソン大会にしていただきたい。また、それを目指してほしいんですけれども、その件に関して町長の考え伺います。


町長 以前にも車椅子の選手を受け入れて一緒にやった経緯もございます。

 ただ、御案内のとおり、非常に多くの参加者がございまして、種目をできるだけ分けて長時間にやっておるんですが、交通どめをしなきゃならんいう問題、それから帰る選手と行く選手が行き会わなけりゃならんという種目によってというのがございますし、アップダウンがひどいものですから、健常者の数も今制限をしております。

 しかしながら、車椅子の部設けられないか、そういうことでちょっと今参加をとめておるんですが、そういうものができないか、これはしあわせ元気大会を契機にまた検討してもらう必要があるんかなというふうに思っておりますが、今健常者を制限しとるんだという中での検討でございますので、非常に制約もあろうかなというふうに思いますが、検討は教育部会でまたしていただければというふうに思っています。


河本 ぜひ実現に向けて、検討いただきたいと思います。


3、美浜町新庄〜滋賀県高島市間の道路整備促進期成同盟会について

河本 次に、美浜町新庄から滋賀県高島市間の道路整備促進期成同盟会について質問いたします。

 新庄から高島市へ抜ける道路の整備は、私たち日本共産党としても原子力災害の避難道路として整備が必要であると、経済産業省や県に対して独自の要望を行ってまいりました。

 町の説明では、マキノルートで130億円の費用がかかると説明されましたが、試算規模からして国が予算をつけて整備を行わないと実現は不可能だと思っています。

 国や県に予算をつけさせる見通しは今後あるんでしょうか、伺います。


町長 まず、期成同盟会を新庄区でつくっていただいたこの経緯といいましょうか、思いを述べてお答えにかえさせていただきたいなといふうに思っています。

 平成12年にさかのぼるんですが、美浜−今津間でこういうそのときは新庄と今津、そういうものを取り組んでいきたいという計画がございました。

 しかし、非常に多額の費用がかかるということで、より近いマキノ町――もう牧野町はなくなりましたが――と結ぶ幾つかの概略ルート、これは。本当に概略でございます。

 そして、大まかな概算金額を出して130億という数字がその当時残っております。

 そこで、道路をつくるのに予算がつくかということなんですが、これはいきなりは非常に難しい問題でございます。

 この条件をクリアしなければ予算要求まではとっても無理と考えております。

 まずはこの道路の必要性を理解していただくことが必要であると。これは地元だけでなくて、国、県、それから高島市、相手さんの理解を得る必要があるというふうに考えておりまして、この道路整備促進の機運を高めていくことが先決であるということでございます。

 そこで、美浜町と高島市の理解が高まっていくために、まずはこの新庄区に、これは共有林ということになっていますんで、誰か反対をされると同意しないよということになると、これ用地買収が伴うと進みませんので、まず新庄区を結束してもらうという意味で同盟会をつくっていただきました。

 そして、まずは新庄区で同盟会ができましたんで、美浜町の機運を高めていくと。同時に、高島市の理解も得ていくという活動が重要になってくるんではないかなというふうに考えておりまして、予算要求を国にしていくためのその基礎というのがまだでき上がっていないということでございますので、そこら辺のいきさつ、事情をご確認いただきたいなというふうに思っております。


河本 予算要求の基礎ができていないというんですけれども、特にこの美浜町は原発の避難経路である東西に原発がありまして、北は海ですし、南の滋賀県に抜ける幹線道路がなく、南北の避難ができない状態であります。

 福井県や規制委員会が出している避難にかかる時間の試算を見ても、県内でもっとも避難時間を要するのがこの美浜町でありまして、東西に原発が存在している状態では原発の同時多発事故や複合災害にも弱く、また避難でも身動きがとれない危機的な状態であります。

 また、南、滋賀県へ抜ける幹線道路がなければ、美浜町民を被曝の危険から守ることはできません。

 町長は、今定例会の挨拶で原子力行政について申し上げていたわけですけれども、関西電力の高浜原発について、「本格的な運転に移行して、長期間停止していた町の経済も明るい見通しになると期待しているところであります」というふうに、高浜の原発について述べられましたけれども。

 その高浜の3号機の件もあるんですけれども、4号機では実際に放射能を含む一次系の汚染水が漏れまして、またその後、原子炉が緊急停止するということも起こったわけでして、同時にそういうこともしっかりと定例会の挨拶の中で述べるべきだったと私は思います。

 また、町民も原発推進だけじゃなくて、原発の不都合なところには目をつぶっているんじゃないかと、そのように考えている住民の方も多くいるわけです。
     
 その中で、大津地裁の裁判、原発の運転差し止めを命令する決定が出されたわけですけれども、原発の取り巻く環境、要するに住民の安全が保障されていない状態で住民の安全を犠牲に原発の再稼働なんて認められないというわけですから、滋賀県に抜ける幹線道路が完成して初めて原発に対しての議論が始まると考えているわけです。(再稼働の議論をすることはできない)

 滋賀県へ抜ける幹線道路の重要性を我々も国に対して要請してきたんですけれども、観光にとっても町全体を生かした観光振興計画、また新庄、三方五湖、敦賀半島西海岸ゾーンの周遊、また交流人口の増加に効果的でありまして、私たちの要望では観光のことは抜けていたんですけれども、避難道路としても観光振興にとっても、やはり美浜町にとって必要不可欠な幹線道路だと私たちは考えています。

 道路整備の実現のために町としても国や県、国会議員などへこれまでどおり積極的な要望活動を行うと、この間、町長も説明されておりましたけれども、地元福井選挙区2区選出の国会議員であります自民党の高木復興大臣なんですが。

 高木大臣は、国、県などへの要請に対して、これまで協力してくれていたのかどうか、伺います。


町長 協力というのはどういうことを議員おっしゃっておられるのかわかりませんけれども、今日まで県あるいは地元選出の国会議員にも要望はしてまいりました。

 県には6市町で共同で提出する提案をお願いする事業がいろいろあるんですが、その中にも美浜−高島間ということで要望をずっと入れております。また、福井県の町村議長会からも要望を行っていただいておるということでございます。

 また、この道路の必要性というのを2区選出の高木大臣にもお話はさせていただいております。

 ただ、美浜だけ要望しても、これは県内であればまた別なんですが、県をまたぎますんで、滋賀県側の同意が必要やなと。そういうことをきちっとやっていっていただかんとという回答はございます。

 私たちはそういう動きをやっていきたいなというふうに考えて、今同盟会をまずつくっていただいたということでございます。


河本 高木大臣にもこのことはちゃんと知らせておるということなんですけれども、現在、5期目の地元選出の国会議員ですからね。

 町長も親交が深いと思っております。

 今、自民党の国会議員、不倫や人種差別発言、不正な金銭授受の問題などで議員や大臣を辞任するなどの不祥事が相次いでおりますけれども、この高木復興大臣も一般的にですよ、一般的な報道で明らかなように、女性の下着を盗んだパンツ大臣と言われておりまして、地元の敦賀市民からは敦賀の恥だとか、地元の恥だと言われている状態です。

 全国的な規模で社会的な信頼を失っている方を頼りに国に要望活動を行っても逆効果で、通るものも通らなくなるんじゃないかと心配しているんですが、町長、この件に対してどのように思われておりますか。


議長 河本君に申し上げます。ただいまの発言、質問は通告要旨の範囲を超えておりますので注意いたしますように。


河本 高木大臣の件については質問通告出しておりますので、その範疇かと思います。
 その高木大臣の件と道路の関係ですね。まず先に通告出しているんで、しっかり関連してあると思うんですが、注意を受けたので、この件については町長には伺いません。

 道路整備促進期成同盟会の組織が新庄区民で現在構成されていることについてお聞きいたしますけれども、この道路整備を行政が新庄区民任せにしていたら、国は絶対動かないと思っております。

 避難や観光、物流、雇用、定住化、どれを考えても町や住民にとって必要な幹線道路なので、美浜町全体で国、県に対して要望を強めていく必要があると思っているんですが、組織的な展望をどのように考えているのか、伺います。


町長 新庄任せということではなくて、先ほど言いましたように、町だけが浮いて要望していっても、共有林がございますから、いざ、ほんならやろうかといったときに意思統一ができてないということになりますと用地買収ができませんから、この区に期成同盟会をつくっていただいて、区民の意思統一をしていただいたことがまず第一歩であるというふうに考えております。

 それで、その上に立って美浜町民のまずは海側沿線の区民の同意を得て、美浜町として認知していく人があって、まずは同盟会による看板設置、これは看板設置することによって町民あるいは外部から来られた方も地元がこういうことを要望しとるんだなというのがわかりますので、そういう動きをされております。

 これに関しては町も支援をしてまいりたいというふうに思っておりますし、今後、要望活動は事に応じて要望もしていきたいなというふうには、こういう同盟会ができたということのPRと同時に要望活動を行っていきたいというふうに考えております。


河本 組織的な展望として、来年には町全体の組織構成にするとか、期限を設定して取り組む意欲を見せていただきたいと考えているんですけれども、その件に関して期限設定して取り組むのかどうか伺いたい。


町長 これは、この道路に関して、今日まで経験してきたことでは、例えば敦賀−美浜間のバイパス、あるいは敦賀半島一周の道路、これは敦賀市と期成同盟会を設けて運動してまいりました。

 これは自分らで勝手に企業を設けることはできますが、そんなことを設けても理解活動がどういうスピードで進んでいくのか。

 これは今、議員は生活道路として半島と同じようにそういう資金を使ってというような、先ほど質問ありましたけれども、そういう理解が示されるのか。

 これはずっと話していかなければわからんことでございますから、またそれには滋賀県の同意も必要ですし、高島市の同意も必要であろうということになりますから、この同意というのはなかなか難しいもので、期限を切れる問題ではないというふうに思っております。


河本 ほかの自治体のことも考慮しながらというんですけれども、まず美浜町が真剣になってこの道路を必要なんだということを言っていかなければ、これ10年、20年先になってもこの計画決まらないということになってしまいます。

 その辺やはり町長、積極的にこの道路絶対に実現させるんだという思いがね、今の答弁聞いてると伝わらないんですよ、全く。

 そんな様子だと、他の自治体もこんなことに協力していいんだろうかなというふうに疑問を持つと思うんですよ。

 だから、その疑問を払拭させるためにも、しっかりと期限を設定してこの取り組みやっていくということをぜひやっていただきたいとお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。

議長 以上で、河本議員の一般質問を終わります。

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